この記事では、一作目『アサシンクリード(1)』のストーリーを解説付きで紹介。
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ストーリー
【現代編】デズモンドはアブスターゴ社に拉致、監禁される
2012年。
バーテンダーとして働いていた青年、デズモンド・マイルズは、アブスターゴ社に拉致、監禁され、とある研究の被検体として半ば強制的に参加させられる。
この研究は、アブスターゴ社に雇われたウォーレン・ヴィディック博士が指揮を取り、ルーシー・スティルマンが助手として参加していた。
そして、デズモンドは、アニムスと呼ばれる”被検体の祖先の記憶を体験できる”装置に接続され、何世紀も前の時代を生きた自身の祖先の記憶を辿ることに。
【過去編】アルタイルの失脚と陰謀
1191年。
聖地エルサレムを巡り、十字軍とイスラム勢力が激しく対立していた頃、デズモンドの祖先、アルタイルは、部下を2人引き連れてソロモン神殿までやって来ていた。
アルタイルの目的は、ソロモン神殿に眠る「秘宝」を回収することだった。
ちなみに、アルタイルはマシャフを拠点に活動するアサシン教団の一員。
しかし、ソロモン神殿にはすでにテンプル騎士団の一団が到着しており、その中にテンプル騎士団の総長、ロベール・ド・サブレの姿を発見したアルタイルは、絶好の機会とばかりにロベールに戦いを挑む。
だが、数人のアサシンがテンプル騎士団の一団に敵うわけもなく、ロベールはアルタイルを除くアサシンを惨殺し、アルタイルには”マシャフまで戻り、大導師、アル・ムアリムにこの件を伝えろ”と要求する。
一人、マシャフに戻ったアルタイルは一連の出来事をアル・ムアリムに報告する。
その時、テンプル騎士団との戦いを生き抜いたアサシン、マリクが姿を現し、アルタイルの失態を包み隠さずアル・ムアリムに報告し、アルタイルの立場を悪くする。
その上、マリクは「秘宝」を持ち帰ることにも成功していた。
突然、マシャフがテンプル騎士団の一団に包囲し、ロベールはアル・ムアリムに盗んだ「秘宝」を返すように要求するも、アル・ムアリムはそれを拒絶する。
アルタイルの大活躍によって、テンプル騎士団を撃退することに成功する。
しかし、ソロモン神殿での失態と、それによってマシャフが危険に晒された罪を問われ、アルタイルは、アサシンとしての最高位、マスター・アサシンを剥奪され、見習いに降格させられる。
そして、アル・ムアリムは見習い扱いのアルタイルに9人のターゲットの暗殺を指示する。
アル・ムアリムは9人を「疫病を広めるように、戦を広める者たち」と表現する。
【過去編】アルタイルは9人のターゲットを暗殺していく
アルタイルは、ダマスカス、アッカ、エルサレムなどを点々とし、順調に9人のターゲットを暗殺していくが、次第に9人が大きな計画の一端を担っていたことが分かってくる。
そして、アルタイルは最後の一人、ロベールを暗殺するも、彼は死に際に「殺すべきは9人ではなく、10人だ」と告げ、「10人目のテンプル騎士団はアル・ムアリムだ」と明かす。
実は、アル・ムアリムを含む10人のテンプル騎士団は、「エデンの果実」と呼ばれる「秘宝」を使って人々の自由意志を奪い、自分たちが理想とする平和な世界を実現しようとしていた。
だが、「秘宝」の力に魅了されたアル・ムアリムは、その力を独り占めするために、アルタイルにその秘密を知る9人を暗殺させていたのだった。
【過去編】アルタイルは大導師、アル・ムアリムと対決する
すでにマシャフでは、アル・ムアリムによる支配が進行しており、仲間のアサシンや市民が「エデンの果実」によってコントロールされていた。
死闘の末、アルタイルはアル・ムアリムを暗殺し、「エデンの果実」を回収する。
ホログラム
「エデンの果実」がホログラムを映し出し、世界中に「秘宝」が眠ることが判明する。
【現代編】用済みとなったデズモンド
他の「秘宝」の在り方が判明した以上、デズモンドは用済みとなる。
アブスターゴ社は博士にデズモンドを処分するように命ずるが、ルーシーが「まだ彼は必要だ」と主張したことで、デズモンドは命拾いする。
なお、ルーシーは現代のアサシン教団の一員であり、アブスターゴ社も、現代のテンプル騎士団だった。そして、デズモンド自身も、本人は認めないが、アサシン教団の一員だった。
アニムスに長時間接続されたことで、デズモンド自身も、アルタイルのようなアサシンの能力が使えるようになる。
そして、デズモンドは「鷹の目」を通して、自室の壁に書かれた奇妙な文字と記号を発見する。
それは”様々な文明の形式”で書かれた世界の終焉にまつわる記述であり、デズモンドはこの一件が巨大な陰謀の序章に過ぎないと知るのだった。
まとめ
以上、アサシンクリード(1)のストーリーでした。
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