開発元 | カプコン |
対応機種 | PC,PS3,Xbox互換 |
クリア時間 | 8時間~ |
ストーリー | 前作から10数年が経ち、人類の”EDN-3rd”への入植も進む。急激な温暖化により、人々の生活やエイクリッドの生態系が大きく変化する中、再び人類を危機が襲う。 |
今作は、2010年に発売された「ロストプラネット」シリーズの二作目。前作『ロストプラネット』の続編にあたる作品。
評価
前作の不満点は、”ほぼ”解消
基本的には『ロストプラネット』と同じ。
引きのカメラで撃っていくお馴染みのシューティングや、アンカーを駆使した機動的なアクション、大型ロボットのVSに乗っての激しい戦闘など、前作の特徴的な部分はそのまま再登場している。また、ゲームの流れも同様で、今作でも、一本道な作りのステージをクリアしていき、最後にボスを倒すとクリアになるゲームになっている。
操作方法の変更により、誤操作が起きにくくなっていたり、ゲームオーバーになっても、付近から復活できるようになっていたりなど、遊びやすくなっている部分もあるが、基本的には、前作と同じ感覚で遊ぶことができる。
前作経験者であれば、すぐにゲームの流れは理解できる。
ただ、今作もチェックポイントの間隔は依然として長い。ミッションに失敗してしまうと、そのチャプターの頭から再開になってしまうため、失敗時の負担がかなり大きい。今回もイージーでサクッとクリアすることにした。
全体的に協力プレイ向き
前作『ロストプラネット』との大きな違いは、協力プレイ前提な作り。
最大4人で遊ぶことができ、ソロプレイ時もBOTを3人まで同行させることができる。ステージごとに出現する敵の数が多かったり、共同作業的な要素があったりなど、役割分担して遊んだ方が効率的な部分は少なくなく、全体的に、複数人で遊ぶことを想定しているゲームと言える。
BOTと共闘できるので、ソロプレイでも苦労せず遊べるのだが、「一人でも人間のプレイヤーがいればな」と思ったところはあり、遊ぶ場合は、可能であれば、誰かと一緒に遊んだ方が良い。
(人間のプレイヤーが欲しかった場面を挙げると、二箇所を防衛するミッション。一人でも人間のプレイヤーがいれば、その人に一つを任せられるが、ソロプレイだとそれができないので、一人で二つを見ないといけない)
余談だが、BOTと共闘してボスと戦っている場面では、むかし友達と一緒に遊んだPSPのモンハンを思い出してしまった。ワイワイした感じが、それとよく似ている。
総評
今作は、前作『ロストプラネット』の順当進化版。
チェックポイントを除けば、前作の不満点の多くが解消されており、素直に”ロストプラネットのアクション”を楽しむことができる一作になっている。協力プレイで遊ぶのが最善だが、BOTとの共闘を採用することで、ソロプレイでも、擬似的な協力プレイを実現している点も良く、その辺りもちゃんと配慮されている。
前作経験者には、強くオススメできる。
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