原題 | Die Hard 2 |
公開日 | 1990年7月4日 |
ストーリー | またしても”居てはいけないタイミングにたまたま居合わせてしまった”不運なデカ、ジョン・マクレーンは空港で発生した旅客機を巻き込むテロ事件を単独で捜査する。 |
ブルース・ウィリス主演のアクション映画『ダイ・ハード2』のレビュー。
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ブルース・ウィリス主演のアクション映画『ダイ・ハード(1)』のレビュー。
ダイ・ハード2の感想/評価
ブルース・ウィリスを一躍アクションスターへと押し上げた傑作『ダイ・ハード(1)』の続編は、良くも悪くも”大ヒットしたアクション映画の続編”だった。
前作よりも大規模な作品であることは一目瞭然で、今作は空港や飛行機を舞台にド派手なアクションが繰り広げられ、アクション映画としては理想的な進化を遂げている。
その一方で─
- 脚本の緻密さ
- 印象的な悪役の存在
という面では前作に及ばず、『ダイ・ハード(1)』の続編としてはやや期待外れ。
前作では随所に伏線が散りばめられており、それがサスペンスとして機能していたが、今回はサスペンスの部分がバッサリと切り捨てられている。
また、悪役もアラン・リックマンほどのカリスマ性と存在感がない。
そして、今作のマクレーンは”自分で限界を拡げていく”ので、前作のように限られた状況の中で孤軍奮闘するらしさも薄れていた。
終わってみればアクション増、ダイ・ハードらしさ減の続編だった。
【余談】デニス・フランツが出演
刑事ドラマ『NYPDブルー』で主演を務めたデニス・フランツを発見。
『NYPDブルー』は12シーズンも続き、デニス・フランツはアンディ・シポウィッツという名物デカを演じていた。
まとめ
アクション映画としては順当な続編。
前作以上に火薬と銃弾を惜しみなく消費するのでアクションは見応え十分だが、「ダイ・ハード」ならではの部分はすっかり薄れてしまっている。
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