【感想・評価】『エクスペンダブルズ』レビュー/シリーズ一作目

「エクスペンダブルズ」シリーズ
原題 The Expendables
公開日 2010年8月13日

シルベスター・スタローン監督・脚本・主演のアクション映画『エクスペンダブルズ』のレビュー。

感想

新旧のアクションスターが大集合

シルベスター・スタローン演じる主人公・ロス。荒くれ者たちをまとめるリーダー。

アーノルド・シュワルツェネッガーを始めとしたハリウッドスターたちがシルベスター・スタローンのもとに集まったように、映画でもスタローン演じる主人公・ロスのもとに”エクスペンダブル(消耗品)”たちが結集。

ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥア、テリー・クルーズ、ミッキー・ローク…。

とにかく濃いメンツが集まっており、男臭いし、オイル臭い。

そんな野郎どもが”あの頃”のアクション映画を懐かしむように銃を撃ちまくり、破壊しまくり、返り血を浴びながら大暴れ。

「俺たち絶対に死なねえ」という確信のもと大暴れするアクションスターたちは非常に迫力があり、火薬と破壊を惜しみなく使用したアクションも見応えがありました。

某国の独裁者がターゲットだったり、ヒロインとして美女が登場したりと、確かにストーリーや世界観はありきたりですが、この映画の火力と勢いを前にすれば些細な欠点でした。

このメンツに求めるものはきちんと用意されており、個人的には「久しぶりにちゃんとした王道的なアクション映画を観たな」と思える作品でした。

スタローン×ステイサム

80年代~90年代のアクション映画を牽引した老兵・スタローンと、現役バリバリのステイサムのタッグは豪華ですし、新旧のアクションスターのやり取りも楽しめました。

ある意味、『オーシャンズ11』的。

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アクションスターたちを活かせていない

シルベスター・スタローン演じる主人公・ロスと、相棒・リー(演:ジェイソン・ステイサム)。

全体的にスタローン×ステイサムが中心であり、他のアクションスターたちがお飾り状態になってしまっている点は残念でした。

ジェイソン・ステイサム推しの私としてはそれでも構わないのですが、せっかく他にもアクションスターが出演しているので、彼らとの絡みがもっと見たかったです。

まとめ

豪華キャスト込みで良いアクション映画でした。

荒くれ者たちが銃と爆発で全てをなぎ倒していく様は豪快で、アクションスターたちがお互いを認め合い、協力する下りもやけに熱いものがありました。

むさ苦しいが、それが良い。

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