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【評価・感想】『ギアーズ5』レビュー

ゲームレビュー
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この記事は約4分で読めます。
原題Gears 5
対応機種PC,Xbox
プレイ時間11時間~
ストーリーGoW4の最後で、家族の秘密を知ったケイト。新たな敵との戦いが激しさを増す中、ケイトはその重大な秘密を解明しようとする。

今作は、2019年に発売されたメインシリーズの5作目。前作『ギアーズ・オブ・ウォー4』の直線的な続編にして、新三部作の二作目となる作品。

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Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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【評価】Gears 5

基本的には『ギアーズ・オブ・ウォー4』をベースにした作品。お馴染みのカバーシステムを採用したTPSで、カバーに隠れて、大勢の化け物と戦っていくゲームになる。ヒット感が良くなり、射撃の爽快感が増していたり、一部でステルス的なアプローチが採用されていたりするが、基本は”いつものギアーズ”と言って良い内容になっている。強いて言えば、側面から攻撃ができるステージが増えていたかな。

ただし、過去作とは全く異なる点があり、それは中盤にオープンワールド風のエリアが登場すること。序盤と終盤は、いつものように一本道を進んでいくゲームだが、中盤のACT 2とACT 3では、ストーリーを進める一方で、”スキフ”と呼ばれる乗り物に乗って、広めのエリアを自由に探索することができる。

オープンワールドなエリアには、探索可能なロケーションがいくつかあり、プレイヤーの判断で訪れることができる。そして、そうしたロケーションには、ストーリー性のあるサブ任務(サイドミッション)や強化アイテムなどが用意されている。

基本的に、このシリーズは敵を倒して、また敵を倒していくゲームだったので、今作のオープンワールド要素は良い気分転換になった。スキフを思いっきり飛ばして移動するのは楽しいし、サブ任務も、本編では語られない小さなストーリーが用意されていて新鮮。また、各ロケーションでの戦闘も、通常のものより難しくて、上手く差別化されている。

「オープンワールドのせいで、一本道ゆえのテンポの良さが失われている」というのは、たしかにその通りなのだが、オープンワールド要素を取り入れることで、中盤にダレる現象が解消されているところがあり、私は、これはこれで悪くないと感じた。

と言っても、二つ目のオープンワールドなエリアでは、ちょっとダレてしまっていたが。結局、環境が変わってもやることはほとんど変わらないし、出来ることも最低限なので、一つ遊ぶ分には良い気分転換になったが、続けて二つ目を遊ぶと、底が浅くて飽きてきてしまった。もし次もオープンワールド要素があるのなら、武器の収集やもっと多くのサブ任務が欲しいなと思う。

なお、オープンワールドなエリアを探索したご褒美は、相棒のロボット(ジャック)の強化アイテムになる。今作ではロボットに命令して敵を凍らせたり、乗っ取ったりができる。プレイヤーのアビリティのようなものになっていて、寄り道要素をクリアすると、これをアンロックしたり、強化したりできるアイテムが手に入る。

終わってみれば、これまでと同じように楽しめるギアーズだった。今回もカバーシステムを中心にした撃ち合いは楽しいし、新要素のオープンワールドも、一つ遊ぶ分には良い気分転換になって、こうした開放的なギアーズも面白いと感じた。また、ストーリー面では、シリーズ全体の再構築のような展開が興味深く、シリーズ経験者なら、思わず反応してしまうような場面の連続なのが好印象だった。

エンディング的に、次がこの三部作(?)の完結編になると思うので、とりあえず、今はそれを楽しみに待ちたい。

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【評価】Gears 5: Hivebusters

「Hivebusters(ハイヴバスター)」は、同時期に発売されたコミック版の前日譚にあたる追加ストーリー。本編とは別のチームである”スコーピオ部隊”を中心に、本編とは異なる独自のストーリーが展開されていく。

基本的には”オープンワールドなしのGears 5″、すなわち”いつものギアーズ”になる。3時間ほどのキャンペーンにお馴染みの銃撃戦やジェットコースター的な演出、リッチなムービーが詰め込まれており、シリーズ経験者が「ギアーズ」と聞いて予想するものは、ひと通り揃っていると言って良い。

新要素としては、”アルティメット能力”と呼ばれるアビリティが挙げられる。主人公を含む3人の隊員にはそれぞれ固有のアビリティが用意されており、プレイ中であれば、いつでもそれを発動できる。弾薬の自動補給だったり、必殺攻撃だったりが可能で、それを使い分けて敵と戦っていく。個人的には、弾薬の自動補給は非常に便利で、ほぼこれのみを使って遊んでいた。

「Hivebusters」は、良い追加ストーリーだった。本編と同じくプレイ面は手堅く楽しめるし、その土地の伝承をテーマにしたストーリーも、「トゥームレイダー」か「アンチャーテッド」に似ていて、ギアーズ的には新鮮に感じるものになっていた。

ソロプレイだけの場合、2,000円は割高に感じるが、セール時だと1,000円ほどで買えるので、それだとオススメできる。なお、「Hivebusters」は「GAME PASS ULTIMATE」に加入していると追加料金なしで遊べる。私のように買った後に気づくことがないように、一応書いておく。

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