【評価】『Deus Ex: Mankind Divided』の追加コンテンツ「A Criminal Past」 レビュー

RPG
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「A Criminal Past」は、『Deus Ex: Mankind Divided』の有料追加コンテンツ。

今回は陸の孤島と化した「ハイテクな刑務所」が舞台となり、これまでよりも手強いゲームプレイが特徴となる。

▼ストーリー▼

アダム・ジェンセンは正体を隠して、オーグの犯罪者用の刑務所に入った。

任務内容は、別の任務で潜伏中のインターポールの同僚エージェントを探し出し、間近に迫ったテロリストの襲撃に関する情報を入手し、気づかれずに去ることだ。

引用元 – ゲーム内の説明より

▼追加コンテンツ レビュー▼

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本編に忠実な意欲的な拡張パック

新鮮に感じる「縛り」プレイ

プレイ開始と同時にオーグメンテーションが「無効化」される。
まさに手足を縛られた状態。だが、大半のプレイヤーは本編やこれ以外のDLCで、オーグメンテーションを散々使い倒して来たはずなので、その縛りはとても新鮮に感じるはずだ。

これまでなら監視カメラやタレットなどは、コンピュータをハックすることで停止させられ、ときには己の腕力にものを言わせて先に進めたが、今回はそれが出来ない。

となると、必然的に「別の方法」で進めていくことになる。
プレイヤーは、その過程で多くの時間をエリアの探索や、囚人からの情報集めに費やすことになるのだが、”時間を掛ければ掛けるほど”エリア構造を熟知でき、便利なアイテムも手に入る。

まさにプレイヤーは”時間を費やした分だけ”報われる。
これが地道な攻略のモチベーションアップにも繋がり、多くのことが省略できるオーグの「不在」が、コツコツと積み上げていくゲームプレイに光を当てていると言える。

一方、オーグ解放後はこれまでとは一転する。
これ以降はハックや特殊能力を駆使し、難攻不落と思われた刑務所を攻略していくのだが、前半戦とは敵とのパワーバランスが大きく変化する点が面白く、良い意味で本編や他のDLCと差別化できている。

無難な内容のDLCが続いたこともあり、今回の「縛り」はとても新鮮に感じる。
本編と同じルールに則り展開されるが、それを遊び倒した人でも飽き飽きすることはないだろう。

次の記事>>>追加コンテンツ「Desperate Measures」 レビュー

選択と結果

今回は「選択と結果」を意識した場面が多いのも特徴。
これを簡単に言えば「ある時の選択が後の展開を左右する」ということであり、小さな選択の積み重ねが、後の展開に影響を与える。

今回は一つ前のDLC「System Lift」よりも、「選択する意味」が感じられる作りとなっており、ミッションの結果が二通り用意されていることもあり、プレイヤーはその度に頭を悩ませて選択していく。

この辺りは本編同様に面白く、Deus Exらしさを感じる部分でもある。
ただ、毎回このシリーズのDLCで指摘している通り、本編から独立しているために”長期的な視点で取捨選択していく”面白さが欠落している。

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総評

本体を再インストールしてまで遊んだ価値は「充分にあった」と感じる出来。
攻略し甲斐があるチャレンジなエリアや、枝分かれしていくストーリーなど、Deus Exの良さを凝縮した内容になっており、ファンからの高い評価も頷ける一作。