原題 | Ocean’s 8 |
公開日 | 2018年6月8日 |
ストーリー | 約5年半の刑期を終え、ダニー・オーシャンの妹・デビーが出所する。
デビーは服役中に練っていた宝石強盗を実行に移すべく、昔馴染みのルーを通して仲間を集める。 そして、集まった8人のプロフェッショナルがメトロポリタン美術館での大仕事に取り掛かる。 |
サンドラ・ブロック主演のクライム映画『オーシャンズ8』のレビュー。
オーシャンズ8の感想/評価
女性中心でオーシャンズが復活
今作は1960年に公開された『オーシャンと十一人の仲間』をリメイクした『オーシャンズ11』『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』の三部作をリブートする作品。
今回の『オーシャンズ8』では、ジョージ・クルーニーを始めとしたメインキャストが総入れ替えされており─
- サンドラ・ブロック
- ケイト・ブランシェット
- アン・ハサウェイ
- ミンディ・カリング
- サラ・ポールソン
- オークワフィナ
- リアーナ
- ヘレナ・ボナム=カーター
というように女性で構成された「オーシャンズ」に一新されています。
※ダニー・オーシャンはすでに亡くなったことに…
さて、映画としてはまさに”キャストを入れ替えたオーシャンズ”。
元ネタの『オーシャンと十一人の仲間』をそのままリメイクした『オーシャンズ11』のように、今作も【オーシャンズの結成】=>【作戦を立案】=>【下準備】=>【決行】=>【種明かし】というお馴染みの展開を踏襲しています。
一新されたキャストを抜くと目新しさはありませんが、逆に”安心して観られるオーシャンズ”ではあり、このシリーズに求めるものはきちんと提供してくれます。
あと、今回はそれぞれのメンバーの役割が明確でした。
『オーシャンズ11』のレビューにも書いていますが、旧シリーズはメンバーが多くて「誰が何をしたのか」と言われると即答できませんでした。
その点、今回は名前と役割がすぐに思い出せます。
強いて言えば最後が蛇足
正直、強盗に成功した後のエピローグが蛇足気味でした。
強盗に成功した瞬間が映画としてのピークですが、その良い流れのままエンドクレジットに行かずにダラダラしているので、間延びした印象を受けました。
まとめ
地固めに徹した新生「オーシャンズ」でした。
文字通り、”キャストを入れ替えたオーシャンズ”であり、奇をてらったことはせずに手堅く「オーシャンズ」的な見所を詰めた作品になっています。
今作をベースにした次回作への期待を膨らませるには十分なリブート一作でした。
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