【感想・評価】『オーシャンズ12(ネタバレ)』レビュー

クライム映画のレビュー
原題 Ocean’s Twelve
公開日 2004年10月10日

ジョージ・クルーニー主演のクライム映画『オーシャンズ12』のレビュー。

オーシャンズ12の感想/評価

👍二転三転するストーリー

『オーシャンズ12』にて「オーシャンズ」を追う捜査官イザベル。演じるのはキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。

今作は1960年に公開された『オーシャンと十一人の仲間』をリメイクした『オーシャンズ11』の続編にあたり、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの新加入によって「11」=>「12」に更新されている。

キャサリン・ゼタ・ジョーンズは『エントラップメント』に続き、今回も凄腕の窃盗犯を追い詰めていく捜査官を熱演しています。

『オーシャンズ12』にて「オーシャンズ」のリーダーとなったダニー。演じるのはジョージ・クルーニー。

さて、映画としては”やや複雑なストーリーのオーシャンズ”。

前作『オーシャンズ11』がシンプルにベネディクトのカジノを襲うストーリーだったのに対し、今回は「ナイト・フォックス」と名乗る怪盗との駆け引きがメインになっており、そこにベネディクトも一枚噛んで来るのでやや複雑。

加えて、今回はわざと時系列をごちゃごちゃにしており、その面でもやはり複雑。

それぞれの登場人物がそれぞれの思惑で動くゆえに、一周目で全容を把握することが難しく、ある意味では”オーシャンズらしくない”続編と言えます。

確かに─

  • やけに複雑なストーリー
  • オーシャンズらしくない

という点はあまり評判は良くないけれど、決して駄作ではない。

私は二回続けて観ましたが、冒頭のベネディクトの脅迫やダニーたちの行動がきちんと伏線になっており、ストーリーも筋が通っていることが分かります。

  • やけに難解なストーリー×オーシャンズ

の組み合わせが上手く行っていないのは事実ですが、個人的には”前作とは一味違う続編”として楽しめました。

👎奇をてらいすぎ

『オーシャンズ12』にてジュリア・ロバーツを演じるジュリア・ロバーツ。

“ジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツを演じる”ジョークは理解不能。

ジュリア・ロバーツが出演している映画の世界にジュリア・ロバーツがいるということは、ジョージ・クルーニーもブラッド・ピットもドン・チードルもマット・デイモンもいると考えるのが自然でしょう。

ジュリア・ロバーツのジョークのせいで、「オーシャンズ」とか言う”ハリウッドスターに極度に似た人間が集まる窃盗団”という奇妙な設定が自分の中で出来てしまいました。

観ている側は”その俳優は別人を演じている”と理解しているわけですが、それをわざわざぶっ壊す意味とメリットが今ひとつ見えて来ませんでした。

『オーシャンズ12』にて「オーシャンズ」の強力なライバルとして登場する怪盗「ナイトフォックス」。

あとは、ストーリーが複雑すぎてなかなか進展しない。

まさに”一歩進んで二歩下がる”という感じであり、前作『オーシャンズ11』のようにテンポよく物事が進行していくスタイリッシュさがありませんでした。

まとめ

評判ほど悪い映画ではありませんでした。

確かに、”このストーリーをオーシャンズでやる”意味はあまり無いわけですが、二転三転するストーリーは面白く、私は前作とは一味違う続編として楽しめました。

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