【感想・評価】『パルプ・フィクション』レビュー

洋画レビュー

クエンティン・タランティーノ監督作品。

紹介

パルプ・フィクションのストーリー

パルプ・フィクションの出演者

役者 役名
ジョン・トラボルタ ヴィンセント
サミュエル・L・ジョンソン ジュールス
ユマ・サーマン ミア
ハーヴェイ・カイテル ウィンストン
ティム・ロス など パンプキン

感想

くだらない話の集合体は面白い

『パルプ・フィクション(Pulp Fiction)』には「三文小説」や「取り立てていう必要のない話」という意味がある。

よって、この映画ではやはり”くだらない”話が延々と続く。

冒頭のチンケな強盗事件や八百長試合などは、それぞれの人生の一コマを切り取った出来事に過ぎず、映画としてはローテンポかつ掴みどころのない話ばかり。

でも、“くだらない”話の集合体はとても面白い。

それぞれの人生における“くだらない”話を収めるべき場所に収め、正しい順番で再生することで一つの群像劇が浮かび上がる。

本人たちは自分が面白いことをしている自覚なんてないが、観ている側からすればバイオレンスで、皮肉に満ちた騒動になっており、非常に面白い。

クエンティン・タランティーノ節が炸裂

▼この映画の特徴▼

  • Fワード
  • 過激な表現
  • 命が軽い
  • お約束とは無縁

濃密なクエンティン・タランティーノ体験。

お約束を無視した展開が多く、かつ重要人物でも命は軽いので「この人も次の瞬間には殺されているかも知れない」という緊張感が映画全体に漂う。

また、見え隠れする”人間の狂気”も映画に華を添える。

執拗に”人を殺した時の感想を聞いて来る”タクシードライバーやイカれた店の店主など、私たちが住むリアルの世界でひっそりと生きているような人たちをサラリと登場させる世界観はユニーク。

注意、人を選ぶ映画

間違っても家族団らんの時に観る映画ではない。

まとめ

くだらなくて、最高に面白いクライム映画。

イカした音楽、Fワード(放送禁止用語)のマシンガントークやバイオレンスな作風など、多くの点において監督の色が反映された映画になっており、最後まで目が話せない。