ジェイソン・ベイトマン主演のコメディ映画『クレイジー・パーティー』のレビュー。
紹介
クレイジー・パーティーのストーリー
業績不振により、主人公・ジョシュの支店の閉鎖が決定。
彼は支店を守るために大きな契約を勝ち取ることを決意し、取引先の幹部を接待するべく、社内でパーティを開催する。
クレイジー・パーティーの出演陣
役者 | 役名 |
ジェイソン・ベイトマン | ジョシュ |
ジェニファー・アニストン | キャロル |
オリヴィア・マン | トレイシー |
T.J,ミラー | クレイ |
ジリアン・ベル | トリーナ など |
感想
接待パーティで大はしゃぎ🎅🎅
ハチャメチャでそれなりに楽しいコメディ映画でした。
“職業意識よりもパーティ意識の方が高い”人たちがハメを外して大はしゃぎする様子は痛快で、社内規定とポリコレを茶化したジョークも笑えました。
好みは分かれますが、露骨な18禁の描写も個人的には面白く、主人公・ジョシュがあんなことをしたり、彼の同僚が3Dプリンターでイタズラしたりするシーンも楽しい瞬間でした。
ただ、上司と部下の関係はもっと踏み込んで欲しかったです。
ジェイソン・ベイトマンとジェニファー・アニストンは2011年公開の『モンスター上司』で共演しており、それぞれが部下と上司を演じていました。
あの映画でジェニファー・アニストンは強烈な上司を演じていたので、それと比べると今回はインパクトに欠けるなという印象を受けました。
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テンポが悪く、中だるみしている
正直、1時間40分は長いなと。
本来の目的は”パーティで接待して契約を勝ち取る”ことでしたが、その話は中盤当たりで一区切り付き、この映画のストーリーとしてはそこで終わりです。
それ以降のサイドストーリーがどうも蛇足感があり、ボスを助ける、助けないの下りはグダグダしており、テンポが悪かったです。
あれもこれも手を出さず、”パーティで接待して契約を勝ち取る”に焦点を絞って1時間半くらいで描ききって欲しかったです。
まとめ
頭を空っぽにして楽しめるコメディ映画でした。
系統としては『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』に近く、パーティを免罪符に好き勝手する人たちの姿をコミカルに描いた一作でした。