【感想・評価】『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』レビュー

「ハングオーバー」シリーズ
原題 The Hangover
公開日 2009年6月5日
出演者 ブラッドリー・クーパー,エド・ヘルムズ,ザック・ガリフィアナキス,ジャスティン・バーサ,ヘザー・グラハム
ストーリー 2日後に結婚を控える大親友ダグのために「バチェラー・パーティー」を開催したフィルとスチュ。

意気揚々と魅惑の街「ラスベガス」へとやって来た一行だが、翌朝、目を覚ますとパーティの主役タグの姿が無く、何やらひと騒動終えた後のようだった。

「二日酔い(ハングオーバー)」で記憶が飛んでしまったフィルたちは、数少ない情報をもとにダグを捜索する。

その過程で彼らが”やってしまった”数々の悪事が明らかになっていくのだった。

ブラッドリー・クーパー主演のコメディ映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のレビュー。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔いの感想/評価

ただただ眩しい!

何より、”大人になっても一緒にバカをやれる”親友がいることが羨ましい。

「日々のあれこれを忘れて、とにかく楽しむんだベガスで!!!!!」という感じで集まって、”昔のようにハメを外して徹底的に楽しむ”なんて羨ましい限り。

ベガスの夜景よりも眩しくて直視できない。

そんな仲良しのオッサンたちがベガスの魔法に取り憑かれ、各地で騒動を繰り広げる。

これが面白い。

とにかくたくさん俳優に台詞を吐かせて、ウケの良いものだけを抽出してシーンを作っているので密度が濃く、どの瞬間も外さない。

最後には旅のお決まり(?)の「甘酸っぱい置き土産」も用意されており、散々”バカ騒ぎを見た”後でも良い感じの余韻が残る。

締めるべきところはしっかり締める、この映画のもう一つの良いところ。

ブラッドリー・クーパーがクール

汚れ役から二枚目の役まで卒なくこなすブラッドリー・クーパーも存在感バツグン。

終始品のないシーンが続くこの映画において、ある種の清涼剤的な役割を担っており、映画全体に若干の気品をもたらしてくれます。

まとめ

魅惑の街「ベガス」とおバカなオッサンたちの化学反応が面白い一作。

もはや「二日酔い」では言い訳できないほどの大騒動ですが、常軌を逸した悪ふざけと一瞬も外さないギャグは面白く、コメディ映画の良作。

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