【感想・評価】『WILD HOGS/団塊ボーイズ(ネタバレ)』レビュー

洋画レビュー
原題 Wild Hogs
公開日 2007年3月2日
ストーリー 一見、順風満帆な人生を送っているように見えて、実際は日々の不満を溜め込んでいたダグ、ウディ、ダドリー、ボビーの4人。

いわゆる”中年の危機”を打破すべく、ウディは他の3人を誘ってバイク旅に出ることを計画する。

4人はハーレー・ダビッドソンに跨り、西を目指す。

ティム・アレン主演のコメディ映画『WILD HOGS/団塊ボーイズ』のレビュー。

WILD HOGS/団塊ボーイズの感想/評価

この映画はロード・ムービーと西部劇がミックスされた一作だった。

ロード・ムービーとしては、中年の危機を迎えたおっさんたちがバイクに跨って西を目指す内容になっており、パッとしないおっさんたちの無邪気さが観ていて楽しい。

筋書きのないロード・トリップゆえに、様々な出来事が次々と降り掛かって来るわけだが、どんな困難も笑い飛ばしてしまう気軽さが痛快だった。

また、大自然に弄ばれ、偶然のいたずらによって窮地に追いやられるも、とにかく西を目指して前進する姿がたくましくも見えた。

ただ、ステレオタイプな同性愛者の描写は…だったが。

ロード・ムービーにもかかわらず、ロード・トリップは50分で終了。

後半は、アウトロー(=バイカー)に苦しめられる小さな町を舞台にした西部劇風のストーリーが始まってしまい、「一体何が始まってしまったのか?」という感じ。

たまたま町に流れ着いた主人公たちが、この町を苦しめるアウトローたちを退治するという内容は、馬をバイクに、アウトローをバイカーに置き換えた西部劇。

後半の展開も、決して悪くないけれど「このロード・トリップがずっと続くんだ」と思って観ていたので、拍子抜けしてしまった。

まとめ

面白いコメディ映画ではあった。

個人的に前半のロード・トリップを最後まで貫いて欲しかったとは思うが、小さな町をアウトローから救うことで”生きる活力を取り戻していく”主人公たちの姿は非常に前向き。

コメディ映画としては頭を空っぽにして楽しめる一作だった。

あと、『イージー・ライダー』のピーター・フォンダの登場は嬉しいサプライズだった。