ベン・アフレック主演のミリタリー映画『トリプル・フロンティア』のレビュー。
紹介
トリプル・フロンティアのストーリー
これは軍事作戦ではない。失敗は許されない。
ベン・アフレック、オスカー・アイザック、チャーリー・ハナム、ギャレット・ヘドランド、ペドロ・パスカルが、世界最凶の麻薬カルテルを相手にした強奪作戦に挑む。
引用元 – Netflix
トリプル・フロンティアの出演陣
役者 | 役名 |
ベン・アフレック | トム |
オスカー・アイザック | ポープ |
チャーリー・ハナム | アイアンヘッド |
ギャレット・ヘドランド | ベン |
ペドロ・パスカル | キャットフィッシュ など |
感想/後悔先に立たず
麻薬王・ロレアの裏金を強奪する。
わざわざ異国の地まで出向き、よりによって残虐な麻薬王の自宅からカネを強奪するという作戦は非常に危険でしたが、主人公らには”そこまでしないといけない”理由があった。
意外にも、作戦自体はスムーズに進行する。
ミリタリー・モノらしく映画”映え”するシーンで構成されたアクションは非常に見応えがあり、”麻薬王が帰宅するまでに”というタイムリミットも緊張感を助長させる。
主人公一行は無事にカネを発見するが、ここで主人公・トムが欲をかいてしまって必要以上にカネを回収するように命令する。
それによりヘリは過積載となり、不時着。
主人公らは徒歩で国境超えを目指すものの、道中で次々と災難に襲われ、その度に奪ったカネをどんどんと手放していくことに。
「あの時、あれをしなければ…」と後悔しても時既に遅しであり、「欲に目が眩むとこうなるぞ」という示唆に富んだお話が展開されます。
また、主人公・トムが”殺した男の子供に殺される”辺りは、「悪事は自分に返って来る」という因果応報的なものの存在を感じさせます。
ミリタリー・モノながらも、人生の教訓と示唆に富んだストーリーで魅せてくれる。
まとめ
無情な現実を淡々と描くミリタリー映画。
アクションとストーリーのバランスがよく、ベン・アフレックの人生にウンザリしている中年役もハマっていました。