【感想・評価】『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』レビュー

「ハングオーバー」シリーズ
原題 The Hangover Part II
公開日 2011年5月26日
出演者 ブラッドリー・クーパー,エド・ヘルムズ,ザック・ガリフィアナキス,ジャスティン・バーサ
ストーリー タイでの結婚式を控えたスチュ。

彼は式に親友のダグ、”悪友”フィルと問題児アランも招待する。

だが、スチュは前回の反省からバチェラーパーティは”控えめ”にすると決めていた。

しかし、数時間後。

スチュを含むフィル一行はタイの薄汚れたモーテルで目を覚まし、自分たちが「また、やってしまった」と悟るのだった。

ブラッドリー・クーパー主演のコメディ映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』のレビュー

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越えるの感想/評価

前作『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』以上に大暴れ

ただ、今回は「大暴れ」が過ぎたなという感じ。

前作のそれは”現実の延長線上にありえそうな”ハチャメチャ感であり、ゆえに「彼らと混じって遊べたら楽しいだろうな」的な魅力が大暴れの中にありましたが、今作は禁固刑不可避の”あり得ない”ほどのハチャメチャ感が展開される。

なので、前作ほど感情移入できるポイントがなかった。

確かに娯楽映画としては今作の方が上。

全体的にネタが過激化し、スケールも大きくなっているので娯楽としての完成度は確実に増しているが─

  • 日常生活に疲れたオッサンたちがハメを外して大暴れ
  • それにどこか共感できる

という部分が今回は弱く、作品全体として見ればイマイチでした。

(余談、スチュへのイジりは安定した面白さだったが)

まとめ

良くも悪くも「ハングオーバー」のパワーアップ版。

今作も決して悪い内容ではないけれど、「何度も見たいのは?」と聞かれたらやっぱり前作を挙げるかなと。

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