【感想・評価】『キングのメッセージ』レビュー

洋画レビュー
原題 Message from the King
公開日 2017年5月10日
出演者 チャドウィック・ボーズマン,ルーク・エヴァンズ,アルフレッド・モリーナ,テリーサ・パーマー,アーサー・ダービンヤン
ストーリー 消息を絶った妹の様子を見に、ケープタウンからロサンゼルスまでやって来た主人公・キング。妹の足取りを追う中で、兄であるキング自身も知らなかった事実が次々と明らかになっていく。

チャドウィック・ボーズマン主演のクライム・サスペンス映画『キングのメッセージ』のレビュー。

キングのメッセージの感想/評価

実に示唆的な映画。

アクションよりもストーリーを読むことに重点が置かれており、犯罪率の高い地元から逃れても、結局、本人が変わらなければ結末は同じということを淡々と描く。

主人公「ギャングは残酷だ。一度入ると無傷では出られない」

この映画では、主人公は別の意味でギャングと接点を持つことになるので、この台詞はジェイコブ自身もそれなりの代償を払う運命にあることを暗に示している。

こうした台詞以外にも、ロスの中心部を遠くに捉えた”意味有りげな”ショットや、時おりフラッシュバックする主人公の過去など、台詞以外にも示唆的な要素がふんだんに盛り込まれており、それの持つ意味を考えながら観るとより楽しめる。

まとめ

ハードボイルドで、バイオレンスな一作。

地に足の着いた復讐劇は見応えがあり、主人公の残虐性をむき出しにする生々しいアクションも映画に華を添え、示唆に富んだストーリーも魅力的。