キレッキレなアクションを堪能せよ【評価/感想】ジョン・ウィック(1)【批評/レビュー】

アクション
原題 John Wick
公開日 2015年10月16日(日本)
監督 チャド・スタエルスキ,デヴィッド・リーチ

キアヌ・リーブス主演のアクション映画。
共同監督の一人チャド・スタエルスキは、同じくキアヌ・リーブス主演の人気シリーズ「マトリックス」でキアヌのスタントマンを担当したりしている。

紹介

出演者 役名
キアヌ・リーブス ジョン・ウィック
ミカエル・ニクヴィスト ヴィゴ・タラソフ
アルフィー・アレン ヨセフ・タラソフ
ウィレム・デフォー マーカス
ディーン・ウィンタース 他 アヴィ
この映画のためにキアヌ・リーブスは4ヶ月間(1日8時間)も訓練に励み、それがキレッキレなアクションへと繋がっている。

ストーリー

最愛の妻に先立たれたジョン・ウィック。
生前、妻はジョンに犬を手配しており、ジョンはその犬を”亡き妻からの贈り物”として可愛がった。

しかし、ジョンの前にロシア系マフィアの首領の息子ヨセフが現れる。
ヨセフはジョンに愛車のマスタングを譲るように持ちかけるが、ジョンが拒否したことで交渉は決裂。ある晩、ヨセフは仲間を連れてジョンの自宅に押し入り、彼に暴行を加えた後に愛犬を殺してしまう。

失意の底で、ジョンは復讐を誓うのだった。

感想/評価

映画は真っ白な状態から始まる。
事前情報なしではジョン・ウィックが「殺し屋」であることさえ分からず、愛する妻に先立たれた悲劇の夫という印象。そんな可哀想な男がロシア人の若者グループに襲われ、それを知った周囲の人間が”ジョンの素顔を語りだす”辺りから状況が一変する。

「このジョン・ウィックという男、只者ではないぞ」と。

さて、この映画に欠かせないロシア人の若造たちはヒール役に徹する。
観ている側としては、そんなロシア人たちがジョンにズタズタにされる姿を見るのが待ちきれない。後半の復讐劇に向け、ロシア人たちは毎分、確実にヘイトを溜めていく。そして、そのヘイトが復讐劇開始のゴングに合わせて自分たちに返って来るという流れはもはや芸術的。

さらに、肝心のアクションが実に爽快。
先読み、急所への的確な一撃、そして正確な銃撃など、ジョンが”凄腕の殺し屋”と言われる理由がはっきりと分かるアクションが目白押し。また、ジョンの”肩まで伸びた髪を左右に激しく揺らしながらのアクション”も強烈に印象に残り、彼を演じるキアヌ・リーブスの悲壮感溢れる演技がそれに華を添える。

あと、観ている間はジョンのアクションばかり注目しがちだが、”亡き妻と出会ったことを機に銃を置いた男が、復讐のために再び殺し屋の世界に身を投じる”というテーマも良く、ジョン・ウィックを単なる「殺人マシーン」として扱わないナイスな設定となっている。

まとめ

実に爽快なアクション映画。
前半の悶々とした気分を後半で一気に晴らす内容になっており、主人公ジョン・ウィックのキレッキレなアクションも相まって非常に爽快な一作に仕上がっている。

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