【感想・評価】ライアン・ゴズリング主演『ファースト・マン』レビュー

洋画レビュー

ライアン・ゴズリング主演『ファーストマン』のレビュー。

紹介

ファーストマンのストーリー

1961年、空軍でテストパイロットを務めるニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)は、NASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に選ばれ、ヒューストンの有人宇宙センターで過酷な訓練を受けながら他の飛行士たちとの絆を深めていく。

NASAが目指すのは、宇宙計画のライバルであるソ連もまだ到達していない月面着陸。

ニールたちは使命感を胸に、この前人未到のミッションに挑んでいく。

引用元 – Youtubeより

ファーストマンの出演陣

役者 役名
ライアン・ゴズリング ニール・アームストロング
クレア・フォイ ジャネット・アームストロング
ジェイソン・クラーク エド
カイル・チャンドラー ディーク
コリー・ストール バズ など

感想

割りと内輪の話が中心

意外にも、うちうちの話が中心。

偉業を成し遂げた宇宙飛行士の英雄譚ではなく、あの頃の空気感だったり、月面着陸に至るまでの経緯を克明に描く社会派な作品。

度重なる失敗と見えない進展のせいで、国内では宇宙事業に対する反対意見が噴出しますが、かと言ってソ連を無視することはできない。

国民の声を受けた政治家からの追及も厳しくなるが、NASAは粛々と宇宙事業を進めていく。

この映画は、そんな月面着陸に至るまでの細かなお話を一つずつ拾ってゆき、「月面着陸という偉業がいかにして実現したのか」を当時の空気感も含めて描いている。

よって、「英雄譚を見て気持ちよくなりたい」というニーズには答えてくれないが、「月面着陸とその裏側の出来事を知りたい」というニーズには答えてくれる作品になっており、その点では見応えがある。

静かに、でも確実に見せる

“月面着陸”というこの映画の最大の見せ場さえも、淡々と描く。

結果的に”月面着陸”に成功したが、それは地道な訓練と平凡な日常の繰り返しの果てに実現したことであり、映画ではそれをちゃんと描いている。

ニール・アームストロングの言葉はあまりにも有名だが、アームストロングを含む船員たちのことはあまり知られておらず、この映画では彼らの心の葛藤も描く。

まとめ

“月面着陸”の知られざる一面を丹念に描いた一作。

どちらかと言えばヒューマン・ドラマ的な側面が強く、アームストロング船長と周辺の人々の出来事をベースに、当時の国内情勢も含めて見事に描き切った一作。