The Witcher – Gaming Diary

Gaming Diary=以前投稿したプレイ日記を時系列順に再編集した記事。

「CD Projekt Red」公認の日本語化Modを導入した上でプレイ開始。

今さら10年以上前の作品を取り出して来たのは、『The Witcher 3: Wild Hunt』発売前に物語を予習しておくため。本音を言えば原作も読んでおくべきなのだろうが、そこまで手が回らなかった。

非常にクセの強い作品と言えるだろう。

というのも、プレイ時間の大部分を占める戦闘は”クリックゲー”になっているからだ。一般的なアクションゲームとは異なり、カチカチクリックして敵を倒してくため、慣れるまで強い違和感があった。

さらに、動作が半自動化されており、主人公をグリグリ操作して戦う必要もないので、続編である『The Witcher 2: Assassins of Kings』や『The Witcher 3: Wild Hunt』とは全く異なるプレイ感覚になっている点も注意。

一方で半自動化のおかげで、主人公の動きは”それらしい”俊敏な動きになっており、敵を次々と切り刻んでいく様は続編よりも爽快感がある。また、右手(マウス)だけで完結する手軽さも捨てがたいとも思う。

ちなみに、「3人称視点」と「見下ろし視点」を選べるのだが、私は手軽さ重視で後者で遊んでいた。

とにかく走る、走る。元記事「マラソンゲー (2)」にもあるように、「マラソンゲー」と表現したくなるほど”走る”。

デフォルトの移動速度では無駄に時間を食うため、私は移動速度を向上させるMod「Faster Movement Mod」を導入して遊んでいた。記事執筆時点で約4万回DLされているので、少なくない人がこれに不満を感じていたようだ。

このシリーズの醍醐味は”私が物語を進めていく”点だろう。これを可能にしているのが、会話の際の選択であり、これに関しては本作の時点で優れていると感じる。

単に大きな決断を下すだけではなく、サイドミッションの何気ない会話でも選択を迫られ、それが物語に影響するため、「選択する意味」がしっかりと感じられるのだ。

どうやら、第1章のボス戦は鬼門と言われているらしい。リスタートも含めて私は3回もこのボスと戦っているのだが、そう感じたことは一度も無かったりする。

  1. ボスを魔法で気絶させる
  2. 斬る
  3. 気絶させる
  4. 以下略…

この繰り返しで簡単に倒せるので、攻略の際は参考にして欲しい。この攻略法のポイントは「気絶」なので、優先的にこの能力を取得しておけば大丈夫だと思う。今後も使う機会が多いので、早めに取っておいて損はないはず。

第2章も完走。第1章よりも手強い敵が多い印象で、色々とフラストレーションが溜まる場面もあったが、無事に完走。詳しくは「沼地 (5)」で。

あと、第2章のボスでは予想外の出来事が。私はボス戦前に出来るだけアイテムを集め、余裕を持って戦える準備をしていたのだが、実際はある程度ボスにダメージを与えると次の章へ進む内容でガッカリした。私の苦労は…。

10時間近くプレイしていると、色々と目に付き出す。1つは戦闘における一方的なリンチで、複数人相手の戦闘で攻撃のタイミングを誤ると、一方的にボコられることが多くてイライラさせられる。

もう1つはNPCに振り回される点。例えば、ある人物の自宅を訪れて”話をする”というクエストでは、家主の機嫌を損ねると問答無用で家から追い出されクエストが中断される。それ以外にも、重要人物が機嫌を損ねてお口にチャックしてしまうこともある。

こうなると、「瞑想」や他のサイドクエストで時間を潰すことになるのだが、メインクエストをさっさと進めたい者にとっては、とても不親切な仕様と言える。

また、複雑なゲームシステムはプレイのハードルを上げている。2本の剣を使い分け、相手に合わせて10種類以上の技と魔法も使い分けるのだが、はっきり言って複雑過ぎる。覚えるべきことが多く、覚えるまで苦労する。

上記でも触れたサイドミッションはとても面白い。メインクエストを一旦中断して進めたくなるほど面白い。

やること自体は「お使い」なのだが、物語の展開と結末がよく練られており、ついつい遊んでしまう。白黒はっきりした話よりも、難しい選択を迫られることの方が多く、ここでも「選択する」ことに大きな意味がある。

メインクエストを完走。

レビュー(感想)的なことを書いておくと、やはり自分で物語を進めていく点は面白かった。さらにプレイヤー自身の選択によって、物語やゲーム世界がダイナミックに変化するため、「選択する」こと自体に意味があるのも良かった。

その一方で、戦闘やクエストの出来はイマイチで更なる改善が必要だとも感じた。出来ることは多いが、それを理解するまでが大変であること、そしてクエストの中身が単調である点は今後の課題。

しかし、散々愚痴りながらも最後まで遊べたのは、物語に依るところが大きい。自分の選択した世界を見たい、話の続きが気になるという思いがあり、物語にリードされる形で最後まで遊んだ。

「美と酷が混在した歪なゲーム」というのが本作の感想になる。