【評価/感想】ハイテンション、ハイコントラストのスプラッター。RUINER【批評/レビュー】

スポンサーリンク

開発元 Reikon Games
発売日 2017年9月26日

クォータービュー(見下ろし型)型シューター『RUINER』。

プレイヤーは兄を誘拐された弟を操作し、行く手を阻む敵を捻り潰していく。ハイコントラストなビジュアルと、清々しいほどのゴア表現が特徴の大人向けの作品になっている。

スポンサーリンク

シューティングは爽快

シューティングの爽快感は最大の長所だろう。

本作はクォータービューの殺戮系シューター。したがって、ドキツいスプラッター描写と並んで、”シューティングの感触”は何よりも重要な要素になっているのだが、とにかくこの部分はよく出来ている。

大半の戦闘はWAVE形式の戦闘になっており、次々と押し寄せる”敵の波”を撃破していくのだが、その中で次々と敵が倒せるある種のパターンに嵌った時の爽快感は「格別」で、5分から10分の戦闘は一瞬の出来事に感じられる。

確かに戦闘時のエフェクトに派手さはないが、その物足りなさはゴア表現が補っている。スタンした敵に対する必殺攻撃は強烈なゴア表現をもって描かれ、銃撃や近接攻撃を受けた敵は、当然のようにその肉体が粉砕され、そこには肉片のみが残っているほどのやられっぷりである。

また、スキル選択の自由度も書いておきたい。本作はスキル制を導入しており、タスクを消化する中で得たポイントを使ってスキルをアンロックしていくのだが、面白いことにその振り直しはいつでも出来るのだ。しかも一切のデメリットなく。

これにより、プレイヤーは何時でも味を変えて遊ぶことができ、上下する難易度に合わせてスキルを振り直すことが出来る。例えば、ボス戦ではバリア系スキルを伸ばし、雑魚戦ではパワー系スキルを伸ばして力の差を見せ付けることが出来るのだ。

独特の操作性は玉に瑕ではあるが、シューティングの爽快感と、自由度の高いスキルシステムは好印象だ。

スポンサーリンク

○○が目的化している

一方で、ゲーム内容はもうひと工夫欲しい。

特に”ギミック(仕掛け)による死”は理不尽なことが多く、失敗が攻略の足掛かりにならず、無意味な死になってしまっている。それ以外にも「敵を大勢出せば手こずるでしょ」的な発想が透けて見える場面も少なくなかった。

また、ボス戦も含めて使い回しが目立つ点。私として、面白ければボス戦の使い回しは構わないのだが、基本的にビームを弾くことに終始するだけだったため、2回目以降は完全に飽きてしまっていた。

中盤以降は、プレイ時間を伸ばすことが目的化している節があり、これなら3時間と言わずその半分で完走できるボリュームでも全く問題ない。

プレイ時間を伸ばすことが目的化し、それがアダとなっている作品。

既述したようにシューティングは爽快感があり、ゴア表現も文句なしなのだが、一定のプレイ時間を確保するための小細工がとにかく退屈。

関連記事


スポンサーリンク

シェアする