Rember Me – Gaming Diary【プレイ日記】

タイトル Remember Me
開発元 DONTNOD Entertainment
ハード PC,PS3,Xbox 360
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近未来のパリ

13年に発売された『Remember Me』を開始。この作品は、Batman Arkhamシリーズを彷彿させる戦闘が特徴のアクションゲーム。

舞台は、人々の”記憶”が商品として扱われるようになった近未来のパリ。主人公Nilinは、記憶を支配する大企業に対抗するレジスタンスの一員として、巨大な陰謀に立ち向かう。

ゲーム自体はリニア(1本道)なチャプター方式を採用している(要するにオープンワールドではない)。よくある収集要素以外に寄り道はなく、淡々とメインミッションを消化していくタイプになる。

「単調か?」と言われればそうではなく、移動はAssassin’s Creedシリーズのようなフリークライミングが主体で、パズル的な要素も含まれているので単調ではない。

さて、各エリアのアート・デザインは非常にレベルが高い。荒廃したディストピアな近未来を見事に再現しており、どの瞬間も”画”になる。それだけに自由に探索できないリニアなレベルデザインは残念に思える。

ウリは自作コンボ

プレイ時間の大半は戦闘が占める。このゲームの戦闘は、Batman Arkhamシリーズのそれに近く、コンボを繋げていくことが楽しい内容になっているのだが、このゲームではそのコンボを自作できる。

Damage 攻撃力を上げる
Regeneration 体力を回復する
S-Pressen 特殊能力を発揮する為に必要

基本的にはこの3つの能力を組み合わせてコンボを自作する。例えば、コンボにDamageを多く組み込めば攻撃型コンボが出来上がり、DamageとRegenerationの2つを組み込めば攻撃力を上げて体力も回復するコンボが出来上がる。

こうしたコンボを意識させる戦闘はただの殴り合いよりも面白い。こちらが優勢ならば攻撃型コンボで押し通し、劣勢になれば。Regenerationを組み込んだコンボで体力を回復させつつ戦っていく。

確かに、Batman Arkhamシリーズの影響は受けているが、一応は独自のモノに仕上がっている。

一方で、戦闘のテンポは悪い。Batman Arkhamシリーズでは、敵の攻撃をコンボへと繋げることが出来るが、本作は単に避けることしか出来ないので、そこで攻撃の流れが止まってしまう。

この点はやはり本家の方が優れていると感じる。

記憶を操作する

「Memory Remix」は本作の目玉要素。

主人公Nilinは、人々の記憶を編集することが出来る。これはゲームプレイにも組み込まれており、プレイヤーが主要人物の記憶を操作する場面が出てくる。

これ自体は、ゲーム的にも物語的には面白い仕掛けだと思うが、「そこまで」という印象を受ける。

というのも、「Memory Remix」は”正解”が1つしかなく、基本的にゲーム側の指示通りに編集するため、「記憶を操作する」よりも「操作させられている」という思いの方が強いからだ。

「正解」を複数通り用意し、「Memory Remix」から物語が分岐する仕掛けでもあれば良かったと思う。

QTE

ボス戦のQTEはダメ。

このゲームのボス戦では、最後の仕上げをQTEで決めるのだが、もしボタン入力に失敗すると一発アウト。となると、もう一度ボスにダメージを与えてQTEに持ち込まないといけないのだが、この時間は無駄過ぎる。

ただ、ボス戦自体は多彩で割りと好みではある。まあ、作業感は強いが。

完走(クリア)

10時間弱で完走。オマケ感丸出しの収集物もコンプするなら+3時間ほど?

既にレビュー(【評価/レビュー】Remember Me【批評/感想】)を投稿しているので、詳しい感想は割愛するが、数年後に同社が発売することになる『Life Is Strange』同様に物語は充実しており、その点とアートはとても良かった。