【評価/レビュー】マーダード 魂の呼ぶ声(Murdered: Soul Suspect)【批評/感想】

アドベンチャーゲーム
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【短評】
悪魔祓いを題材にしたストーリーが優れた一作。
一方でゲームプレイ面では“単調さ”という課題を抱えており、そこをどう捉えるかで評価が変わるだろう。
タイトルMurdered: Soul Suspect
開発元Airtight Games
機種Steam,PS3,PS4,Xbox 360,Xbox One

本作は「Airtight Games」が送るアクション系アドベンチャーゲーム。
基本的には探索重視の作品ではあるが、刑事モノらしく「証拠」や「証言」を集めて事件を追うアドベンチャーゲーム的な面と、「悪魔」を相手に戦うアクションゲーム的な一面を持ち合わせている。

▼ストーリー▼

刑事である主人公Ronanはある現場で連続殺人鬼Bell Killerに殺害される。だが、彼は成仏することが出来ず、霊界と現世の間の世界に囚われてしまう。Ronanは自らを救うため、そして連続殺人鬼を捕まえるために事件を捜査する…。

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欠点が目立つ

変化のない事件捜査

エリアを探索して事件を捜査する。

率直に言えば、実に単調な内容。

一応、メインミッション以外の寄り道も用意されているが、はっきり言ってメインもサブもやること自体は大差ない。

  1. 証拠を集める
  2. 証言を集める
  3. それらを組み合わせる

この3つを繰り返すのみ。

また、「推理」に関しても選択肢を総当りすれば答えにたどり着く仕様になっているため、頭で考えて答えを導き出す作業の重要性が薄く、肝心のアドベンチャー要素は不発気味と言わざるを得ない。

王道的な作品とも言える『L.A.Noire』では、行き着く先は決まっていても、プレイヤーのミスでせっかくの証拠や証言が無駄になるリスクが潜んでいた。

そのため、プレイヤーは否応なしに頭を使って推理する必要があったわけだが、本作はその部分が弱い。

確かに、主人公が幽霊であることを利用した事件捜査の手法、主人公の設定を上手く使いこなしている瞬間は面白い。しかし、肝心のゲームプレイ面はあまりにも単調で、他の良質なアドベンチャーゲームと比べると劣って見える。

弱いアクション要素

悪魔を除霊するアクションゲーム的な面も。内容は単調。

まるで取ってつけたようなアクションパートは完全に蛇足。

驚いたことに、このパートに登場する敵は1種類のみ。しかも外見、行動パターンや倒し方まで共通しており、2回目以降は退屈な作業と化してしまう。違いと言えばQTE(クィック・タイム・イベント)時のボタンくらいである。

幸い、難易度が低くてプレイヤーの手を煩わせることがなく、敵の登場回数も数えるほどしかない。したがって、「苦痛」ではないのだが、この退屈な作業を繰り返すのは、決して楽ではない。

作りの甘さが目立つ

落とし穴。脱出するためにはQTEに成功する必要がある。

マップ中に点在する【落とし穴】。特に面白いことは起きない。

まず、何故かミニマップが存在しない。
ゲームでは比較的広いエリアを行き来するのでミニマップは必需品だが、それが無いのでよく迷子になる。

それ以外にも、アイテム拾い上げる際の判定が甘かったりする。

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【総評】ストーリー以外の部分をどう見るか?

Murdered-15121605

幅広く売るためにはアクションパートが不可欠だったのだと思うが、現状では完全に蛇足な存在になっており、作品全体の足を引っ張っている。

少なくとも私にとっては”魔女裁判を題材にした”ストーリーは面白く、最後のオチも含めてよく練られていると感じたので、本作の仕上がりは残念である。

なお、Steam版も日本語字幕/音声に対応。

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