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「手間」を楽しむ – Mad Max (2)

基本的にメインミッション以外は、同じことを繰り返す作業が目立つ。その作業は、「気球に乗ってマップを更新する」「カカシを倒す」「砦を解放」など、某U社の某暗殺ゲームを連想させるものになっており、はっきり言って芸はない。なので、こうした作業を「面倒」だと感じるプレイヤーに与える印象は決して良くないだろう。

しかし、私は意外と楽しめている。それは気球に燃料を足したり、留め具をわざわざ破壊する「手間」を面白いと感じるからであり、本作はそう感じさせるほど丁寧な作りをしている。画面から熱気さえ感じ取れる程の美しいグラフィック、主人公の人間味のある動作はゲーム世界への没入感を高めることに寄与しており、それによりその中でMaxを動かしていること自体が楽しく感じられるようになっており、単なる「手間」を自然に受け入れることが出来ている。

マップに点在している、「物資回収地点」の作り込みも書いておきたい。荒野にコピペしたわけではなく、それぞれが地域に調和した個性的なエリアになっており、それを目当てにハシゴするのも楽しいのは大きい。また、そこで回収できる「歴史の遺物」は、ゲーム世界を掘り下げるアイテムになっており、回収時に発するMaxの台詞も味わい深い。

確かに芸はないのだが、丁寧な作りは好印象。Just Causeシリーズの「Avalanche Studios」開発ということで、大作未満のB級作品を覚悟していたが、実際は丁寧な作りのオープンワールドゲームになっており、これは時間を費やす価値がある。

Empty Road (3)
– これは面白い版権ゲーム (1)

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