機械獣と1つの欠点。『Horizon Zero Dawn』ファーストインプレッション

タイトル Guerrilla Games
ハード PS4,PS4 Pro

PS4独占タイトル、『Horizon Zero Dawn』のファーストインプレッション。

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機械獣

機械獣と呼ばれるモンスターとの戦闘は、本作のハイライトだろう。

『Horizon Zero Dawn』の世界には、主人公Aloyの何十倍もの大きさの機械獣が生息している。普段、彼らは自分たちの縄張りで平穏に生活しているのだが、ひとたび戦闘になると、その鋭い牙を剥き出しにして襲い掛かって来る。

巨大な機械の体を揺らし、その残像を追うことが精一杯なほどの素早さで迫って来る上に、彼らは強烈な一撃も持っている。

そうした彼らとの戦闘シーンは、間違いなく本作の最大の見せ場だろう。

エリアを縦横無尽に走り回り、弓矢と罠を駆使して巨大な機械獣と対峙する。その戦闘は、『The Witcher 3: Wild Hunt』やモンスターハンターシリーズのそれに近く、カジュアルでありながらも、しっかりと手応えが感じられるバランスになっており、手に汗握る瞬間の連続である。

ただ、相手が2体3体となったときに顕著な難易度の乱れは気になる。乱戦の中で、”よく分からないまま”に倒されることが多い。

それでも、機械獣との戦闘は今のところ期待した通りの出来。ときには簡単に、ときには倒されながらも戦い抜く戦闘はとても面白い。

広くて浅いのは唯一の欠点

端的に言えば、他のオープンワールド作品の寄せ集め。

『Assassin’s Creed』風のパルクール、『The Witcher 3: Wild Hunt』型のサイドクエストや、『Tomb Raider』風のダンジョンなど、他の作品の寄せ集めとも言えるところがある。

そして、それらが単なる模倣止まりであり、さらに本家ほど優れていないのが唯一の欠点。

パルクールは所定の場所以外では使えないため、普段の移動では飛び越えられそうな岩さえもジャンプできない。また、同じことに終始するサイドクエストは、続けて遊ぶには厳しく、ダンジョンは「謎解き」がないので単にゴールを目指して進むだけ。

それ以外にも、「台詞を選択する」ことの意味も(今のところ)薄い。

カットシーンでは、『The Witcher 3: Wild Hunt』や『Fallout 4』のように、主人公の台詞を選べるのだが、本作のそれは単に”主人公が話す順番を選んでいるだけ”に近く、『Deus Ex』のように自分の考えを物語に反映させる、『The Witcher 3: Wild Hunt』のように誰かの生死を分ける選択をするわけではない。

どれも綺麗にまとまっている一方で、表面をなぞるだけに留まっているのは物足りない。

ファーストインプレッション

一部の機械獣との戦闘を除けば、基本的には平凡な内容。

ゲームプレイの虜になって遊び続けるというよりも、物語の結末見たさに遊んでいるところがあり、“優等生過ぎて面白味に欠けるところがある”というのが序盤の感想。

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