【評価・感想】『ハーフライフ(Half-Life)』レビュー

シューティングゲーム
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原題Half-Life
対応機種PC,PS2
プレイ/クリア時間12時間~
ストーリー

アメリカ政府が管理する研究施設”ブラックメサ研究所”にて、主人公・ゴードンはある実験に参加する。

しかし、実験は失敗。

実験の失敗によって異世界からエイリアンが次々と施設内に出現し、辺りは大混乱に陥る。

ゴードンは、大混乱の施設から脱出すべく周囲の助けを借りながら地上を目指す。

👍Good

  • 没入感が高い
  • 徹底したリアリティ
  • (今プレイしても)シューティングが面白い

👎Bad

  • 初見殺し
  • Xen以降
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この記事の著者
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ゲーマー

カキヘイ(@kakihey_jp)

Kakihey

プロフィール

2014年より当ゲームサイトを運営中。
これまでに250本近くのゲームレビューを投稿
最近はYoutubeの方でも動画レビューを公開中…。
プロフィール詳細

紹介

FPSにドラマ性を持ち込み、ジャンル自体に大きな影響を与えた記念碑的な一作。

例によって、PCゲーム道場さんが発売当時の様子を残されているので、「Half-Lifeとは」についてはそちらを読んで欲しい。

なお、現在『Half-Life Source』という移植版と、『Black Mesa』というリメイク版が販売されている。

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評価

一人称視点で描かれる”巻き込まれ系”FPS

『スーパーマリオブラザーズ』について「今さら何を書く?」のと同じで、『Half-Life』について、今さら何を書くべきか悩んでしまうが、せっかくなので書き残しておく。

『Half-Life』は、”不運にもその場に居合わせた”科学者が大混乱の研究所から脱出すべく孤軍奮闘するゲームになっており、言わばSFタッチの『ダイ・ハード』。

いつもと変わらない日常が一変し、大混乱となり、その状況に対しては素人同然の人間が”自分よりもはるかに強大な敵”を相手に力と知恵で対抗する。

周囲の環境を活かして大勢のエイリアンや兵士たちと戦い、時にはエレベーターシャフトやダクトを通って移動し、敵の武器を拝借することで自分を強くしていく。

『Half-Life』は、“ダイ・ハードをプレイしている”ような感覚を覚えるFPSになっており、エレベーターシャフトを進んでいる時、間違いなく、私はジョン・マクレーンだった。

また、主人公がヒーローではなく、”この状況に対処できるのが自分だけだったので仕方なくその役目を引き受けた”人間という点も、ジョン・マクレーンと似ている。

当時の記事を調べてみると、開発者が本作のプロトタイプを“It was Die Hard meets Evil Dead”と表現しており、”SFタッチのダイ・ハード”という印象はあながち間違いではなかった模様。

ただし、一貫して主人公=私で進んでいく点は『Half-Life』ならでは。

一応、主人公にはゴードン・フリーマンという名前があり、職業や経歴も用意されているが、それ以外に人物像を掘り下げるものはない。

(一人称視点なのでゴードンの外見も分からず、一言も話さない)

遊んでいても、ゴードンが良いやつなのか、悪いやつなのか分からないし、この危機を救うのは自分のためなのか、皆のためなのかも分からない。

「では、ゴードン・フリーマンは何者か?」

と言えば、それはプレイヤー自身であり、ゴードン・フリーマンのキャラクターが確立されていないからこそ、プレイヤーは自分自身をそのままゴードン投影できる。

ヒーローっぽく仲間を守りながら遊んでも良いし、逆に自分が生き残るために冷徹に仲間を利用しながら遊んでも良く、それをしてもキャラクター的に矛盾しない。

極端なことを言えば、仲間の銃を奪うために背後から殴り倒しても構わないし、それをするゴードン・フリーマンも、ある人にとってのゴードン・フリーマンなのだ。

このように、『Half-Life』は徹底して主人公=私として描く点が一つの特徴になっており、それによって生まれる”主人公は私なのだという感覚”が高い没入感へと繋がっている。

  • 徹底して主人公=私として描き、それは高い没入感を生む。

プレイヤーに自発的にストーリーの断片を拾わせるストーリーテリングと同じく、これは今プレイしても色褪せない『Half-Life』の魅力になっている。

細部に宿るリアリティ

  • 扉が開かない=>近くにバールが落ちている=>ガラスを叩き割ってみよう

というように、『Half-Life』は目の前の課題に対して論理的な答えが導き出せるゲームになっており、パズルの数々が現実世界の延長線上にある。

Tomb Raider(1)』のように「なぜ、こんな場所にスイッチが?」というようなことがない。

また、落ちているアイテムも銃器類は保管庫にあるし、回復アイテムは待合室にあるしというように、無造作に配置されておらず、あるべき場所にある。

こうした細部への拘りもゲーム世界に説得力を与える。

気になった点

  • 初見殺し
  • 独特な操作性

特に後半は敵が意地悪に配置されており、一方的にダメージを受けることが多く、演出に巻き込まれて死亡するということもあった。

また、操作性は移動速度がやけに速く、細かな動作が上手くいかずによく落下死した。

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総評

当事者としてストーリーを体験する没入感の高いFPSになっており、私にとっては今プレイしても色褪せない一作だった。

意外にも、(中級相当の場合は)難易度的にそこまで厳しくなく、程よい緊張感とサバイバルがバランスよく楽しめる内容になっているので、気になった人はぜひプレイしてみて欲しい。

関連記事>>>【どっち?】『Half-Life』『Half-Life Source』『Black Mesa』を比べる

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