【評価】『Deus Ex: Mankind Divided』の追加コンテンツ「System Lift」 レビュー

RPG
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シリーズファン的には、Pritchard(プリチャード)の再登場が嬉しい追加コンテンツ。

前作では、主人公Jensenをサポートする人間性には難ありだが天才的なハッカーとして、共に数多くの修羅場をくぐり抜けて来たわけだが、何故か本編の方では姿を見せず、不思議に思っていたのは私だけではないはず。

そんな彼が再登場を果たすということで、「System Lift」のメインクエストは「厳重に警備された銀行」から「最高機密のデータ」を盗み出すというDeus Ex色の強い内容になっており、ハッキングを多用したゲームプレイが特徴。

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▼ストーリー▼

アダム・ジェンセンは、サントー・グループの顧客の情報に興味を持つ旧友から連絡を受けた。

パリセイド・ブレイドの世界一厳重なデジタル金庫への侵入に協力してほしいという。

危険きわまりない仕事だが、イルミナティに近づけるチャンスになるかもしれないため、協力することに同意した。

ゲーム内の説明より

▼追加コンテンツ レビュー▼

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本編の縮小版

まず、今回のマップは舞台である銀行を中心とした箱庭型になっている。
確かに、本編の地区よりも小さくまさに「縮小版」という印象は受けるものの、本編同様に探索する価値があり、何気ないルートが攻略に活用できたりするなど、その多層構造とも言うべきレベルデザインは相変わらず優れている。

ただ、銀行へのアプローチ方法はもっと種類が欲しい。
基本的に、内部への潜入には専用アイテムが必要なのだが、Deus Exである以上は決まった一つの方法ではなく、複数のアプローチ方法を用意して色々な方法を試させて欲しい。それが出来ないのは残念。

ハッキングの多用は禁物…?

さて、ゲームプレイ面は雑に言えば”いつものDeus Ex”になっており、上記の欠点を除けば好きなように遊べる。

今回の舞台は”厳重な警備の銀行”だけあり、内部のセキュリティ体制は万全で、カメラもタレットもロボットもたくさんある。
そして、それらは全てネットワークに接続されているのだが、見方を変えれば”ネット接続された”監視システムは、最大の脆弱性にもなるわけで、それゆえにゲームプレイ面ではハッキングを活かした場面が多い。

ただ、これは一長一短。
というのも「とりあえずハッキングしとけば良いでしょ」という場面が多く、ハッキングすれば”最も警備が厳重と説明された”ステージが、最も手薄になったりするなど、ややバランス ブレイカー的な側面があるから。

しっかり遊びたい場合は、プレイヤー側でハッキングを控えて遊ぶ必要があり、ゲーム バランスの調整が甘いと感じる。

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総評

本編の縮小版となっており、価格を考えれば十分な出来。
良くも悪くも本編と同じルール、同じ攻略法が通用するので、本編ファンは違和感なく遊べるだろうが、そのヌルさは気になるかも知れない。

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