原題 | CounterSpy |
対応機種 | PS4,Android etc |
プレイ/クリア時間 | 5時間~ |
『カウンタースパイ』は3Dと2Dが融合した異色のステルスゲーム。
今回はPS4版をレビューしている。
評価
【Pros】3Dと2Dの融合
本作は3Dと2Dが融合した作品。
ベースは横スクロールの2Dゲームで、シューティング時に3D表示へと移行する(上画像)仕組みになっている。
- 2DステルスとTPSの融合
これは非常に面白い。
横スクロールならではの”全てが見える”状態でのステルスプレイと、3Dゲーム特有の奥行きを感じるシューティングが一つになっている感覚は斬新かつ個性的。
ステージは自動生成
ゲーム冒頭に「ステージはランダムで作り出されるため、毎回新鮮なゲームプレイが楽しめる」と表示されるように、ステージは自動生成(ランダム生成)される。
“生成パターンがそう多くない”点は残念ではあるけれど、2Dと3Dの融合に続けて野心的なゲームシステムが搭載されている。
【Cons(欠点)】全体的に荒削り
時として3Dが仇となる。
前述の通り、通常時は2Dの横スクロール画面でプレイするのだが、その際に画面奥の敵から一方的に攻撃させると、こちらは銃口を向けられず、為す術なしに。
また、シューティングでは敵の命中率が高く、受けるダメージも大きいため、ジリ貧の戦いを強いられることが少なくなかった。
特に終盤は敵のグレネードやロケット弾も一方的に感じた。
- 3Dが時として仇となる
- 戦闘時のバランスが不自然
全体的に細部は粗粗しい。
総評
全体的に荒削りだが、ユニークな作品でもある。
B級スパイ映画風のノリが楽しいステルスゲームになっており、スマホやタブレットでちまちまとプレイする分には最適な一作。