The Witcher 3 – 「無情なる心」 レビュー (9)

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Hearts of Stone

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『The Witcher 3』の大型DLC第1弾にあたる『Hearts of Stone』がリリースされた。このDLCは既存のマップ上で繰り広げられる10時間前後のシングルプレイDLCになり、本編の序盤に登場したある人物がきっかけで面倒な騒動に巻き込まれるゲラルトの物語になっている。

さて、このDLCに併せて最大15GBにもなる”超”大型パッチが配信された。このパッチによる修正箇所は膨大で、Steamのパッチノートが5ページに分けて配信されたほどである。このパッチでは膨大なバグの修正や負担軽減等が図られ、ゲームプレイ面もいくつか変更と修正が行われた。

すぐに気づく変更箇所としては霊薬等の所持数が2個から4個に増えたことと、大マップの利便性が向上してひと目で目的地の方向が分かるようになったことが挙げられる。このパッチによる修正箇所は膨大なので、もっと遊べば違いが見えてくると思うので機会があれば書きたい。

話が少し脱線したが、この記事では本DLCの序盤の感想を書いている。

スタンドアローン

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このDLCは「セーブデータを引き継いで遊ぶ」「New Gameで遊ぶ」「New Game : Hearts of Stoneで遊ぶ」の3つの方法でプレイ可能だ。最後の”New Game : Hearts of Stone”はDLC単体で遊べるスタンドアローンモードで、ゲラルトが本DLCの推奨レベルに達した状態かつ必要な霊薬を所持した状態から始まり、本編のセーブデータを誤って削除した人や本編は未プレイだがこのDLCは遊びたい人向けのモードになっている。

私は推奨レベルには達していたがスキルや所持している霊薬では、少し心配だったので”New Game : Hearts of Stone”で始めた。開始早々スキル振りを行いそれなりに頼もしいゲラルトが完成し、所持している霊薬も悪くなかったので、このモードで始めて正解だったかも知れない。ちなみに、このモードでも本編のサイドクエストは遊べるが、メインクエストの方は一切発生しないので遊べない。

所感

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1,000円弱のシングルプレイDLCなので4時間程遊べれば御の字だと思っていたが、このDLCはメインクエストだけでもそれ以上のボリュームだし、いくつかのサイドクエストも追加されているので、とても1,000円の内容とは思えない。加えて本編のマップを流用してはいるが、ゲラルトが訪れる場所は新たに追加されたエリアが多く、安易な使い回しに終始していない点も評価できる。

まだ中盤なので物語やクエストに関して書くことは避けるが、久しぶりの登場になったシャニーとのクエストは、第一作目から遊んでいる者に向けた台詞や演出が多数盛り込まれており、面白い。ゲラルトと彼女がヴィジマでの出来事を回想するシーンや二人の友達以上恋人未満という微妙な間柄は、第一作目を遊んでいないと十分に理解できないはず。このようなシリーズファンに配慮した演出があるのはとても良かったし、そうした事がシャニーとの会話で活きてくる点も良かった。

このDLCは骨太な物語と多彩なクエストを持っていて、とても1,000円の内容ではないだろう。このDLCには良い意味で裏切られた気分で、絶対に最後まで遊びたいと思わせてくれる、そんなDLCである。

クリア(追記)

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冒険はせず、本編に忠実な内容なので目新しさは皆無。このDLCのメインクエスト「死者の宴」は本編のメインクエスト「生死に関わる問題」とよく似た内容だし、他のクエストに関しても”本編でも見た内容”が大半で、少し規模の大きいサイドクエストのような内容と言える。

しかしその反面、本編同様に敵との駆け引きやプレイヤーの技量に重きを置いた硬派なゲームプレイはこのDLCでも健在で、そうしたものを下地にした戦闘は本編同様に楽しめた。また、いくつもの伏線が散りばめられた物語も質が高く、プレイヤーに難しい決断をさせるシステムも活きていた。

物語以外は基本的に焼き直しである事を除けば非常に満足できるシングルプレイDLCになっている。本編が気に入ったのなら絶対に遊ぶべき一作だ。

– 二周目開始 (10)
– クリア後の喪失感を乗り越えて (8)

 

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