The Order: 1886(ジ・オーダー1886)【感想 評価 批評】

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概要

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タイトル:ジ・オーダー1886 開発:Ready at Dawn

産業革命期のロンドンを舞台に、人類と半獣との死闘を描いた作品。重厚な世界観と美しいグラフィックが話題を呼んだゲームで、PS4独占タイトルとなっている。ゲーム自体はオーソドックスなTPSになっている。この記事では『The Order: 1886』の批評をお送りする。

代わり映えしない銃撃戦

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第一印象の記事
にも書いたようにTPSとしては地味ながら手堅い作りだ。銃声や銃の反動がまともで、迫り来る敵の頭を倒した際はしっかり射撃感が伝わり、TPSとしては及第点と言える。しかし、銃撃戦の内容は単調極まりない。このゲームの銃撃戦は主に迫ってくる大勢の敵を狭いエリアで相手にするというものなのだが、エリアが狭いために自由に動くことが難しく、カバーに入って敵を撃つだけの銃撃戦が最後まで続く。
そうした単調な銃撃戦に一工夫と思ったのか稀に重装兵が登場するのだが、これはこれで苛々させられる。このゲームでは重装兵に撃たれるとカバーから弾き飛ばされるのだが、そこを再度撃たれて殺される事が多々起きるのだ。プレイヤーを一つの場所に留まらせない工夫だと思うが、基本的にエリアが狭いのでカバーから弾き飛ばされても元居た場所に戻るだけだ。

さて、最後に画面の上下にある黒枠について書くと、やはり邪魔だ。特にステルスシーンではカバーに入りながら移動するため余計画面が狭くなってしまう。レターボックスが映画的な雰囲気を醸し出している面は確かにあるが、やはり黒枠込みの1080pよりも黒枠無しの800pの方が良い。

映画的な作り

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グラフィックは暗いトーンでブロックノイズが入った独特な映像になっている。それが幸いしてか実写映画を見ているのかと錯覚する瞬間が何度かあった。さすがにまじまじと見るとゲームだがふとした瞬間そう見える時がある。そうしたグラフィックで描かれるカットシーンは陳腐な表現だが”まるで映画”。これはレターボックスの恩恵なのだが、既述したように画面の上下に黒枠があると映画的な雰囲気が出る。プレイシーンであっても画面の上下に黒枠が出るので、ただ遮蔽物に隠れているだけでも画になる。

画面が狭くなるのでゲームにおけるレターボックスは反対で、設定でオフに出来るのならしていたが確かに独特な雰囲気が出る。犠牲にしたものは多いが、それと引き換えに映画風という、このゲームならではの演出が楽しめる。

感想

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発売前から某所で話題になっていたクリアまでのプレイ時間は7時間。
確かに他の大作ゲームと比べるとやや短いが無駄なシーンを増やしてプレイ時間を水増しするような小細工はしていないので、その姿勢は評価できるのではないか。私としては中身が詰まったゲームだったのでたとえ7時間ほどでも短いとは思わなっかった。QTEはイライラしたが。

さて、『The Order: 1886』は発売前からネガティブが意見が飛び交っていたこともあり、私自身もその出来を心配していた。実際どうだったのかと言うと、その心配が半分的中してしまったという感じだ。発売前から期待していたグラフィックや世界観は目を見張るものがあったが、TPSとしては本記事に書いた通りで心配が的中してしまった。

本作は長いカットシーン、QTE、”超”一本道な展開。この3点が許容できるかどうかで評価が分かれると思う。『The Last of Us』に匹敵する作品ではないが、それでも良い作品として記憶に残るだろう。


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