Splinter Cell(スプリンターセル)【感想 評価 批評 レビュー】

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概要

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タイトル:スプリンターセル 開発:Ubisoft

Ubisoftを代表するタイトルの一つであり、MGSシリーズと並んでステルスゲーム界の大御所でもあるSplinter Cellシリーズ。プレイヤーはアメリカの諜報機関サードエシュロンに所属する諜報員サム・フィッシャーとなり、世界を恐怖に陥れるテロと戦うのだ。

“超人ではない”がもたらすもの

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本作Splinter Cellの主人公サム・フィッシャーは超人ではなく”実に人間的”だ。例えばフェンスをよじ登る際は両手で網を掴んで、その後に足を引っ掛けて登っていくし、パイプをつたって移動する際の動きも嘘がない。ゲームバランスもどちらかと言えばリアル志向で複数の敵との銃撃戦では簡単に倒されてしまう上に、一対一の時でさえ場合によっては撃ち負ける時があるほど人間的なのだ。そのため、敵に発見されずに進むことが最も有効な攻略法で、トリガーハッピーなゲーマーでもステルスプレイに徹しざるを得ないゲームデザインになっていて、主人公を人間的に描くことでステルスゲームとして成立させている。
しかし、このゲームデザインは敵に発見されて銃撃戦になると難易度のバランスが一気に崩壊する欠点を持っている。既述したようにサムは生身の人間よりも少し丈夫なだけで、敵の銃弾を数発受けると簡単に倒される。応戦するにも銃弾はバラけるし、銃を取り出すにしても人間的でトロイので真正面以外の敵に発見されると銃を取り出す間もなく殺されることが殆どだ。

主人公がステルスプレイをする必要がないほど強過ぎるのも問題だが、本作のサムもように弱すぎてもストレスが溜まるだけで、つまらない。

パズルと迷路

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一部例外はあるが基本的にミッションは一本道だ。イメージとしては中規模エリアをいくつか攻略してゴールを目指すという感じで、エリア内には複数の敵が巡回していたり、監視カメラやタレットなどが配置されていることもある。このゲームのキモはそうした敵の目をどうやって潜り抜けて、そのエリアを突破するかを考えることで、それが出来た時の達成感はパズルゲームを攻略した時の感覚とよく似ている。一見無関係に見えるバルブが敵を誘導するのに使えたり、実はパイプをつたって移動することが出来たりと、パズルを解くヒントはエリア内に必ずあるのだが、上手く隠されていて、それを探し出すのが楽しい。

しかし、解法が一つの割りには辺りをグルグル回って初めて分かるルートも多く、全体的にテンポが悪い。また、妙に複雑な構造のエリアが多く、一本道ゲーなのによく迷子になった。一作目特有の粗さだと思っているが、かなり気になった。

総評

些細なミスがリスタートの原因になるので、決して易しいゲームではなくゲーム慣れしていないと難しいが、硬派なステルスゲームで中身は非常に濃い。最近の主人公が超人で、多くのアクションが半自動化されたステルスゲームには無い面白さがあり、ステルスゲームが好きなら一度は遊ぶべき作品だ。

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