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【評価・感想】リメイクが決定した『スプリンターセル』レビュー

4.0
ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約5分で読めます。
原題Splinter Cell
機種PC,Xbox One(互換),PS3 etc
プレイ/クリア時間12時間~

「スプリンターセル」シリーズの一作目。

“Tom Clancy(トム・クランシー)”の名が付いていることからも分かる通り、本作は現実ベースの国際問題を背景したストーリーをウリにしており、ゲームプレイ自体も地道な諜報活動に焦点が当てられている点が特徴である。

なお、ジャンルとしてはスパイ系ステルスゲーム。

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著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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評価

ステルス・アドベンチャー・パズルゲーム

ざっくり言えば、本作は『Tomb Raider』『メタル ギア ソリッド』『Thief: The Dark Project』の各要素をステルスゲームとして再構築し、トム・クランシーで包み込んだようなゲーム。

本作では暗闇を活用した隠密行動が鉄則だが、それは『Thief: The Dark Project』と『メタル ギア ソリッド』をミックスしたものに近く、地形パズルを解いていく内容も『Tomb Raider』を想起させる。

地形パズルとも言うべきエリアを攻略していく

しかし、各ゲームの象徴的な要素を拝借している割りに既視感は覚えず、『Tomb Raider』『メタル ギア ソリッド』『Thief: The Dark Project』を掛け合わせることで生まれたゲームプレイは非常にユニーク。

“絶対的な安全地帯”として用意された「暗闇」を活用し、失敗と成功を繰り返しながら各エリアを攻略していくゲームプレイは面白く、元ネタのどれにも当てはまらない。

個人的には、全てが上手く行き、”武装した敵兵を尻目に颯爽と次のエリアへと移動できた”際の達成感が心地よく、そのプロフェッショナルさがたまらない。

地道なスパイ活動

現在の「スプリンターセル」ではすっかり忘れ去られてしまったが、本作の時点ではまだまだ地道なスパイ活動に焦点が当てられている。

そもそも、ほとんどのミッションは情報収集が目的なので、サムの風貌とは裏腹に人気(ひとけ)のない屋上で情報屋と会ったり、密かに大使館に潜入して調査することが大半。

確かに、派手さとは無縁のゲーム内容ではあるのだけれど、こうした地に足の着いた地道なスパイ活動は他のステルスゲームとは一線を画する部分であり、なおかつ現在の「スプリンターセル」さえも忘れてしまっている部分なので、本作の個性が際立っている。

サムの人間臭さも魅力

また、主人公サム・フィッシャーの動作がいちいち人間臭い点も見逃せない。

現在の「スプリンターセル」では全ての動作が素早くなっているが、本作のサムはパイプを登る際も一歩ずつ確実に登り、縁を移動する際も力みながらゆっくりと移動していくので、本当に人間臭い。

そんな人間臭いサムの動作は、“スパイとしての長いキャリア”を感じさせる年季が入ったものになっており、その背中は”今のサム・フィッシャー”よりもはるかに人間味を感じさせる。

また、愛娘サラの存在によって”一人の父親”としての一面も描けており、彼女の存在がサムの台詞一つ一つに命を吹き込む。

一部の戦闘パートはイマイチ

何故か、強制的な戦闘シーンが用意されている。

まず、このゲームは”主人公のアクション能力を極端に下げることでステルスプレイせざるを得ない状況”を作り上げており、主人公のサム・フィッシャーはアクションゲーム仕様ではない。

なので、戦闘シーンは上手く立ち回らないと苦労させられる。

また、戦闘シーンはゲームの進行上の都合で強制的に始まるのだが、私としては「せっかく完全隠密で”きれい”にプレイしていたのに…」というガッカリ感が強く、この強引な展開も好きではなかった。

  • アクションゲーム仕様ではない主人公で戦闘は苦労する
  • プレイ内容に関係なく、戦闘シーンが始まるので納得できない

という二重の意味でイヤなパートだった。

Xbox版はPC版よりも難しい?

PC版はクイックセーブに対応しているが、Xbox版は一定間隔でセーブされるチェックポイント方式。

後半、ミッションの難易度が非常に高くなるので、こまめにセーブできるPC版の方がすぐにやり直せて、難所でも意外とサクサク進んでいける。逆にXbox版だと、失敗の度に少し前まで戻され、またさっきの場所に進み、再挑戦しないといけない。

私の経験だと、PC版よりもXbox版の方が難しく感じた。

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総評

シリーズの一作目としては非常に洗練された作品。

プレイ面こそ既存のものを組み合わせたものだが、上手く「スプセル」というパッケージに収められており、それをベースにした「パズル」とも言うべきゲームプレイも手強くて面白い。

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初版:2015年3月21日

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