Splinter Cell: Pandora Tomorrow(スプリンターセル パンドラ トゥモロー)【感想 評価 批評 レビュー】

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概要

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タイトル:スプリンターセル パンドラトゥモロー 開発:Ubisoft

Ubisoftの看板タイトルであるSplinter Cellシリーズの第二作目。基本的には前作を踏襲した内容になっており、完全新作というよりも前作+αに近い作品になっている。ちなみに、今作は開発元が前作のUbisoft Montrealから個人的にあまり良い印象がないUbisoft Shanghaiへと変わっている。

エリアを再構築、多彩なロケーション

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前作と比べると今作のエリアは随分とすっきりした印象を受ける。プレイヤーを混乱させる、攻略には直接関係がない物は極力排除されて、前作のようにどの部屋、どの扉が正解なのか迷うことが無くなり、道なりに進めばゴールに辿り着けるようにデザインされている。また、サムが登ったり、伝ったりすることができるパイプやワイヤーがひと目で分かるようになったことで、攻略サイトを見て初めて攻略法が分かるという難解なエリアは減少した。まあ、それでも死んで覚えろ的なところは残っているが。前作はパズル色が濃いゲームだったのだが、今作は純粋な一本道ゲームになっている。

さて、今作ではロケーションも一新されている。前作ではどのミッションも似たようなエリアが舞台だったのだが、今作では爆走する列車やジャングルなどが舞台として登場し、ロケーションが多彩になっている。その為、続けてミッションをプレイしても飽きない。

前作を改良

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今作のゲームプレイ面は、前作に改良を加えた程度に留まっているので、ほとんど変わらないと言っていい。サムの動きの多くは使い回しだし、目新しいアクションもあまりない。なので、前作+αの域は脱していないのだが、私自身が前作を遊んだ際に不便に思った箇所がきっちり改良されている点は素直に評価できる。ゲーム全体で見ると小さな事かも知れないが、倒した敵を担いだ状態でドアが開けられるようになったり、ガジェットの選択が一々所持品から選ばなくてよくなった。その他にも小さな改善点がいくつかあり、Ubisoftがユーザーからのフィードバックを真摯に受け止めて、ゲームに反映していることが分かる。

しかし、制限付きのミッションが増えている点は全く評価できない。今作には割りと一度敵に発見されたり、敵に危害を加えると失敗扱いになるミッションが多い。些細なミスが原因で即失敗になるのはつまらない上に、そのミスを簡単に取り戻ることが難しい場面が多く、直前のセーブデータをリロードしてリスタートすることになり、とても面倒臭い。加えて、これは当時の技術的な問題が原因なのかも知れないが、前作同様に照明で照らされている場所とそうでない場所の区別が付きにくい。一見すると暗闇だが、実際は街灯の光が当たっている場所だったということがザラにある。

総評

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前作の一部エリアで見られた難解なパズルが無くなり、全体的に見れば内容は易しくなったが、それでもSplinter Cellらしい一筋縄ではいかないエリアがいくつもあり、前作同様に面白いステルスゲームに仕上がっている。追加要素は少なく前作+αの内容ではあるが、ゲーム自体の完成度は増している。しかし一方で、前作の欠点であったTPSとしての出来は今作でも非常に残念な事になっている。

総括すると、『Splinter Cell: Pandora Tomorrow』はゲームの根本となる所は殆ど手付かずで良くも悪くも前作と変わらないのだが、確実に作品の完成度は増している拡張パック的な続編と言ったところだ。

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