Splinter Cell Double Agent – 出来が良いようで悪い (2)

スプリンターセル二重スパイ
先に感想から書くと、本作は本当に作りこみが甘くて色々と惜しいゲームだった。前回の記事にも書いたバグが多く、敵はよくスタックするし、fpsはガクガクになるし、おまけにフリーズもするしと本当に大変だった。
敵がスタックしているせいでミッションが進行しないバグも経験した、壁越しの敵や遠くの敵がサムの存在に”気づく忘れるを何度も繰り返す”せいでその場から一歩も動けなくなることも経験した。本当に挙げだすとキリがないほど、小さなバグがゴロゴロとあるので別の意味でヒヤヒヤしながら遊んでいた。

このように、このゲームは動作が不安定な上にバグ持ちで一流ブランドにおける二流ゲーなのだが、その二流の最たる例がテロ組織の拠点での諜報活動だろう。メインミッションの合間に遊ぶこの諜報活動は、時間制限内で様々な任務を遂行するサイドミッションになっていて、テロ組織内に単独潜入したサムが暗躍するというメインミッションとは異なる毛色の内容になっている。

この諜報活動は確かに面白い瞬間はあるのだが、あまりにも制限が多い。まず一部を除いて暗視ゴーグルが使えないので、”本当に”暗闇の中を目を凝らして進まないといけなくて「快適に遊べる」とは程遠い上に、万が一監視区域内で発見されるとわざわざ区域外まで出る必要があるなど、とにかく面倒なのだ。
また、時間制限を5分残してミッションを完了しても制限時間終了まで待たされるという信じ難い仕様にも嫌気が差す。こっちは限られた時間の中で遊んでいるのに5分間も待機させられるなんて、余りにも不親切だ。

このゲームの至らない所についてはまだまだ書き足らないが、本作はこのようなことで満ちており、作品の評価を下げている。

スプリンターセル二重スパイ
本作は欠点が多く、最後まで気持よく遊べないが駄作ではない。相変わらずトライ&エラーのゲームなのだが、これまでのシリーズの中では最も遊びやすく、易しいSplinter Cellになっている。前作の目玉とも言える”自由度”はどこかへ吹き飛んでしまって代わりに演出面が強化されているが、それでも”敵の目を掻い潜りながら進む”というSCシリーズ特有の面白さが感じられるゲームになっていて、それなりに面白かった。

しかし、バグなどが多く見られゲームを遊ぶ以前の問題というところもあり、結局『Splinter Cell Chaos Theory』を色々な意味で超えることは出来なかった。決して悪いゲームではないのだが、不純物が多いのが難点だ。

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