Murdered: Soul Suspect【感想 評価 批評】

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概要

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タイトル:マーダード 魂の叫ぶ声 開発:Airtight Games

『Murdered: Soul Suspect (MURDERED 魂の呼ぶ声)』はAirtight Gamesが送るアクションアドベンチャーゲームだ。本作は「証拠集め」や「証言収集」と言ったアドベンチャーゲーム的な一面と、悪魔と戦うアクションゲーム的な一面を持ったゲームであり、また魔女裁判をベースにした質の高いサイコスリラーな物語を持つ作品になる。

簡単に物語を紹介しておく。刑事である主人公ロナンはある現場で連続殺人鬼ベルキラーに殺害されるのだが、彼は霊界と現世の間の世界に囚われてしまう。自らを救う為、連続殺人鬼を捕まえる為に彼はゴーストとして事件を捜査する…。

弱いアドベンチャー要素

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本作は一見すると『L.A.Noire』によく似たゲームに見えるが実際は全く違うゲームになっている。『L.A.Noire』は結末が決まっているとは言え、尋問の際にミスをすると苦労して得た証言や証拠が台無しになるという落とし穴があったので、自分でもじっくり推理して頭の中で事件を組み立てながら遊んでいたが、本作にはそのような場面は出てこない。
一応、事件現場で証拠や証言を集められるが、肝心の尋問は選択肢が全て当たりなので順番にそれを選択していくだけのゲームになっていて面白味に欠ける。

したがって、本作は『L.A.Noire』のような推理ゲームではないので、私のようにそう思って遊ぶと肩透かしを食らう。

弱いアクション要素

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驚いたことに、ラスボスを除けば敵(悪魔)は一種類しか登場しない。外見から行動パターン、倒し方に至るまで全て同じだ。ちなみに、倒し方はエリア内を徘徊している悪魔を背後から攻撃するだけなので、序盤からさっそく作業になる。違いと言えば除霊の際のQTEだけだ。幸いにも(?)、難易度が低くて悪魔の登場回数が数えるほどしかないので苦痛ではないが、全く面白くない。
このアクションパートは、地味な”証拠集め”に終始するというゲーム内容に変化を持たせるために用意されたものだと思うが、これなら無い方がいい。

細かな不満点

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各エリアにはいくつかの落とし穴がある。そこに誤って落ちるとQTEが表示されて、入力に失敗するとゲームオーバーになるのだが、問題はこのQTEの表示が数秒の上にボタン入力が毎回異なるという事だ。私の動体視力に問題があるのかも知れないが、結局最後まで一度もQTEが成功しなかった。
また、これは小さな不満点だが、アイテム拾い上げる際にしっかり視点をアイテムの方に向けないと物体を認識してくれないことが多く、この辺りの判定がかなり甘い。加えて、マップの類が一切存在しないのも作りの甘さを感じさせると同時に、遊び易さに欠ける点だ。

総評

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他のアクションゲームと比べると明らかに劣る内容だが、魔女狩りをベースにしたサイコスリラーな物語は結末も含めてよく出来ている。もし、本作がアクションゲーム要素を廃した純粋なアドベンチャーゲームだったのなら、もう少しマシな評価をされていたと思う。

プレイヤーの選択により分岐する物語を用意した上で、最近流行りのエピソード毎に安く販売するタイプのゲームだったら化けていた可能性は十分にある。なので惜しいゲームである。



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