販売終了の『アラン・ウェイク(Alan Wake)』が面白い理由。

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昨晩、「『Alan Wake』販売終了」の一報が飛び込んで来た。どうやらゲーム内で使用されている楽曲の使用期限が終了するのに伴い、一旦販売を終了することになったそうだ。しかし、再販を目指すとは言いながらも、具体的な話は出ていないようであり、「今」を逃すと当分の間は遊べなくなる可能性が高い。

本作の大ファンである私としては、これほど残念な知らせはなく、本作が「再販が待たれる名作」に仲間入りする現実にショックを受けている。

そこで未だに開発していない人に向けて、僭越ながらも「その重い腰を上げさせる」ための記事を書いてみた。最後のセールでは300円の大特価になるので、この記事を読んだ流れで開発してもらえると嬉しい。

Steamで、13日から48時間限定で90%offの特価で販売予定。

ユニークな物語

他所で散々語られていて、今さら書く必要もないがサイコホラー的な物語は必見。冒頭で「ホラー小説に結末はあってはならない」という台詞が入るように、残念ながら物語は完全に解決しないのだが、映画やドラマと言った様々なジャンルの作品から、着想を得たと思われる物語はとても印象に残っている。

私が知っている範囲では『Xファイル』、『LOST』や『ツイン・ピークス』の影響が見られ、  それら各作品の風味が感じられる「アメリカの田舎町で巻き起こるオカルト的な出来事の数々」は、それだけで飯を何杯も食えるほど魅力的だ。

また、主人公の心情や先に起こる出来事を記した「原稿」の存在も面白く、これが単に物語を補足するだけではなく、ゲーム中のリソース管理まで影響を及ぼしている。例えば、「チェーンソーを持った男が襲ってきた」という一文があれば、事前に心構えできるし、銃や銃弾を予め用意していくことが出来る。

さらに、「妻を救う」という単純明快な物語とは裏腹に、複雑なプロットも面白いところ。ゲーム内TVから流れる実写映像が現実世界の出来事で、今自分(プレイヤー)が居る世界は虚構の世界で、実は闇に囚われたAlanを操作し、それを操作するプレイヤーもその中に閉じ込められているのではないかと感じさせる、複雑な構造の物語も本当によく出来ている。

静と動

『Alan Wake』は静と動がきっちり住み分けられている。「静」は日常パートのことを指し、ここでは人々が日常生活を送るエリアをある程度自由に探索するのだが、そこで出来るインタラクティブ要素が面白い。単に住民と世間話をしたり、ラジオを聴いたりと言ったプレイヤーがゲーム世界に触れることが出来る要素がいくつか用意されており、そこでのやり取りが物語を解くキーになっていることも多く、一切の戦闘から切り離されたこのパートは本当に気に入っている。

また、動に当たるアクションパートも面白い。古くからTPSを作り続けてきた「Remedy」らしく、しっかりとツボを押さえつつも非常にユニークなものに仕上がっており、懐中電灯と銃を手に闇に覆われた敵と戦うのは、他のTPSとは一線を画する点と言える。「Remedy」が過去に開発したMax Payneシリーズと比べると非常にカジュアル寄りだが、しっぱりと考えて動く必要があり、手に汗握るシーンの連続である。

このように本作では「静と動」がきっちり住み分けられている。アクションシーンの箸休め的な存在でもあり、プレイヤーがゲーム世界に触れてよりそこを知るための場所でもあり、ここがきっちり住み分けられている点も気に入っている。

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何度も遊びたい一作

「敵の種類が少ない」「単調」など、確かに欠点もある。しかし、それらを上回るほどの良さもあり、私はその良さの部分に強く惹かれている。既に60時間近くも遊んでいるが、今後も定期的に遊び直したい一作であり、この記事を読み少しでも気になるところがあれば、買っても損はしない作品になっていると断言したい。

本作が「再販が待たれる名作」に仲間入りする前に買おう。ちょうど、明日から期間限定で300円の大特価セールが始まるので、要チェックだ。

  • daiya_ kids 0101

    セールで買いました
    この記事見てやるのが楽しみです

  • Kakihey

    コメントありがとうございます
    序盤から伏線が散りばめられているので二周も遊べますし、クリア後に
    考察を読むのも面白いですよ!