Grand Theft Auto IV – カーチェイス (4)

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一部で批判の的にされている今作のカーチェイス。今作のカーチェイスは過去作とは違い、ある箇所まで進まなければ敵車両が無敵状態の上に、普段とは全く異なる挙動で走り去るので、プレイヤーはそのケツを追うことしか出来ないというところが批判されている。確かに、敵車両やその運転手にどれだけ銃弾を浴びせても平然としている光景は不自然だし、せっかくドライブバイが実装されたのにそれが活かせていないという問題点はある。しかし、これはある種の救済処置なので一概にダメとも言えない。

例えば、今作とは違い”敵車両が無敵化せずカーチェイスしながら敵を殺害する”必要がある『GTA 3』や『GTA VC』では、プレイヤーの腕が悪いとなかなか仕留められず、延々とカーチェイスを続けてしまい、終いにはパトカーをも巻き込んだ大騒動になり、最悪の場合はミッション失敗になることが多々起きた。しかし、今作では前戯としてカーチェイスがあり、敵を倒す本番はその後に銃撃戦という形で用意されているため、車を操作しながら敵を倒すのが難しいというプレイヤーでも楽にクリアできるようになっているのだ。

なので、過去作のカーチェイスで嫌な目に遭った私としては、今作のカーチェイスを目の敵にするつもりはない。ただ、スクリプト演出の為に敢えて無敵化しているケースは無闇にプレイ時間を延ばすだけなので、これは欠点として書いておきたい。

最も理想的なのはカーチェイスで仕留め損なった場合は、その後の銃撃戦で仕留められるという形だと思うが、今作にそこまでの柔軟性はない。それが出来ればカーチェイスと銃撃戦を分ける作りは、救済処置としてプレイヤーに受け入れられたはず。

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前作『GTA: SA』には、非現実的ではあるがド派手で多彩なミッションがいくつも用意されていたが、今作はそれと比べると地味だ。ある意味、現実的とも言えるが今作のミッションは、街の片隅で悪党を始末するようなものが大半を占めている。個人的には前作がぶっ飛び過ぎていたこともあり、これはこれでアリだと思っているが、一本道な展開のミッションが多いのは気になる。
具体的に言えば、過去作のように敵の行く手を先に塞いだり、敵車両をパンクさせておくということが出来なくなっており、開発者側の指示通りに遊ばされるのだ。メインミッション”Holland Nights”や”Late Checkout”のように複数のアプローチ方法が用意されているものはあるが、大半は開発者が引いた線の上を進まされるので、やや窮屈な印象を受ける。

逆に複数のアプローチ方法が用意されているミッションは面白い。例えば、見逃した情報屋が標的にこちらの存在を漏らしたことで先の展開が少し変化したり、裏口から侵入することで敵を一網打尽にできたりと、この新しい試みは上手く機能している。だが、このような仕掛けがあるミッションが少ない。

地味とは言いながらも銀行強盗や博物館での取引など、大掛かりなミッションは用意されているし、大半のミッションも世界観に合った現実的な内容で感触は良い。ただ、もう少しプレイヤーの創意工夫が入る余地が欲しかった。

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