Fallout : New Vegas – Lonesome Road (7)

falloutnv-16052101
最後のシングルプレイDLCをクリアした。このDLCはプレイヤーこと、「運び屋」が大災害で壊滅したThe Divideを旅する内容になっており、特徴としては「運び屋」の過去について言及される点、ゲームプレイ面では一本道的な作りに戻った点が挙げられる。

まず、「運び屋」の過去については語られる点だが、私には蛇足に思えてならない。今になって「主人公は昔こんなことをしていました」と言われても困るし、それが原因で(プレイヤーとしては)一方的に恨まれてもピンと来ない。特に「運び屋」はその職業以外一切不明であり、だからこそ主人公にプレイヤー自身を投影することが出来たのに、今更背景を肉付けされても。

ただ、Falloutから一歩離れて物語を見てみると、記憶喪失の「運び屋」の暗い過去がUlyssesを通して少しずつ判明していくプロットは面白いし、「運び屋」によって作り上げられ、そして破壊されたThe Divideを実際に歩みながら進行するクエストもなかなか巧い演出に思える。だが、最後の最後で「運び屋」にキャラクター付けする意図は分からず、蛇足に思える。

次にゲームプレイ面について書くと、今回は一本道的な作りに戻っており、寄り道は殆ど存在しない。だが、一つ目のDLC『Dead Money』とは違い素直な一本道になっているので非常にテンポ良く進み、一本道ながらも割りと自由に遊べるので、意外にもこの点について不満はない。

また、新要素としては、エリア中に放置された核弾頭を起爆させて敵を倒すゲームプレイが挙げられるが、最初の目新しさだけでそれ以上の良さはない。新ミュータントにしても既存のミュータントのコピーに近くインパクトに欠ける。

総括すると、このDLCは手強い敵との戦闘が面白く、一本道ながらもしっかりFalloutらしい遊び方が出来るので、ゲームプレイ面の完成度はそれなりに高い。だが、その一方で物語は「New VegasのDLCですべき事なのか」という疑問が付いてまわる内容であり、最後のDLC『Lonesome Road 』は非常に惜しい作品と言える。

 Old World Blues (8)

スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする