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新作の発売前に総復習。アサシンクリード(Assassin’s Creed)シリーズを振り返る。

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昨晩、2年ぶりの新作となるアサシンクリードの存在が明らかとなり、来月のE3で詳細が発表されることが判明した。

噂ではエジプトを舞台とし、全ての始まりを描くとされ、タイトルは『アサシンクリード オリジンズ』、『アサシンクリード オシリス』、『アサシンクリード エンパイア』になるとも言われている。

実に10年近くも続くシリーズであり、ビデオゲームの枠を超えて様々な媒体でスピンオフが製作されるビッグタイトルでもある本シリーズ。全シリーズは薄いながらも繋がりがあるため、一見さんは入りづらい感があると思う。

そこで、この記事では”コンソール向けに発売された”全アサシンクリードを、一挙に振り返りたいと思う。物語からゲームプレイの感想まで、この記事一つで理解できる内容になっている。

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各作品のあらすじを振り返る

Assassin’s Creedシリーズを振り返る。ここでは、携帯機向けやダウンロード専用タイトル以外の作品のみを取り上げている。

Assassin’s Creed(アサシンクリード)

物語

1191年、聖地エルサレムを巡りアサシン教団とテンプル騎士団は熾烈な争いを繰り広げていた。

そうした中、主人公であるアサシン教団の師範アルタイルは、自身の行いが原因で教団内での地位が危ぶまれていた。しかし、伝道師アルムアリムの計らいで名誉挽回のチャンスを与えられ、アルタイルはテンプル騎士団の幹部を暗殺する任務を遂行することで、名誉を挽回していく。

しかし、テンプル騎士団の幹部を暗殺していく中で、アルタイルはその背後でうごめく陰謀に巻き込まれていく。

一方、現代ではアルタイルを祖先に持つデズモンドが、ある野望を持つ企業アブスターゴ社に拘束されていた。デズモンドは、先祖の記憶を追体験できる「アニムス」に無理やり乗せられ、アルタイルの記憶を追体験しアブスターゴ社が探し求めるある物の捜索に、参加させられる。

ゲームプレイ

当時は剣術とパルクールを用いたゲームプレイが斬新だった。建物と建物の間を飛び越え、高度な技で華麗に敵を暗殺していく様子は映画的で、正に「プレイする映画」。

同じことに終始する点や誤操作を誘発する挙動は欠点ではあるが、屋根までプレイフィールにするその野心的なゲームデザインは今遊んでも驚かさ、粗削りながらも唯一無二の存在感を放っている。

Assassin’s Creed II(アサシンクリード2)

物語

現代では、ある人物らの手助けにより、デズモンドはアブスターゴ社から逃走することに成功する。そして「アブスターゴ社の目論見を阻止する」という彼らの目的に賛同し、共に活動していくことになる。

そしてデズモンドは再びアニムスに乗り、過去を生きた人物の記憶を追体験する。

エツィオ・アウディトーレ。デズモンドは後に伝説のアサシンとなる彼の記憶を追体験し、「エデンの果実」と呼ばれる秘宝を探し求める。15世紀イタリアを舞台に、仲間の裏切りや家族の死を乗り越えエツィオは目的を果たす為に暗躍するのだが、またしてもその背後にうごめく陰謀に巻き込まれていく。

ゲームプレイ

前作とは比較にならないほど洗練された一作。Tomb Raide的なサイドミッション、経営シム的な要素など、これでもかというほど追加要素を盛り込んできた「理想的な続編」になっている。

ゲームプレイ面はよりカジュアルに、物語はより単純明快になり、前作の欠点を徹底的に潰して来ており、”一作目は合わなかった”という人にこそ遊んで欲しい一作になっている。

Assassin’s Creed Brotherhood(アサシンクリード ブラザーフッド)

物語

エツィオからメッセージを受け取ったデズモンド一行は、再び彼の記憶を追体験することに。

エツィオが、「かつて来たりし者」が予言した人類滅亡の危機を防ぐ決意を固めた頃、彼の拠点が襲撃され、数多くの犠牲者を出すと共に秘宝も奪われてしまう。

襲撃を指揮したチェーザレ・ボルジアに復讐を果たし、秘宝を奪還すべくエツィオ・アウディトーレは再び戦いに身を投じる。

ゲームプレイ

前作の拡張版。基本的には前作と同じプレイ感覚なのだが、やはり出来ることが増えており、前作以上に長く遊べる一作になっている。個人的にはシリーズのピークは今作だと思っているし、最も好きなアサシンクリードだ。

Assassin’s Creed: Revelations(アサシンクリード リベレーションズ)

物語

ようやく秘宝を手に入れたデズモンド一行。しかし、デズモンドの精神は限界に達しており、先祖の記憶と自身の記憶が融合する寸前まで来ていた。そうした副作用を克服すべくデズモンドは、もう一度エツィオの記憶に飛び込む。

1511年、大導師となったエツィオはコンスタンティノープルに居た。そこでテンプル騎士団の残党を暗殺すべく暗躍し、また、伝説のアサシンであるアルタイルの足跡を辿り、アサシン教団の未来を築くべく奮闘する。

ゲームプレイ

前作の拡張版。前作同様にプレイ感覚は2とよく似ているのだが、ゲームプレイを快適にする追加要素やタワーディフェンス系サイドミッションが追加されているのが特徴。

ただ、個人的には物語面を推したい。シリーズの集大成とも言えるラストシーンは涙無しでは見られないほど感動的で、3作に渡って主人公を努めたエツィオの最後はとても印象に残った。

Assassin’s Creed III(アサシンクリード3)

物語

デズモンド一行はニューヨークの宝物庫を訪れる。そこで再びアニムスに乗り、人類を救うべくアブスターゴ社との最後の戦いに挑む。

18世紀アメリカ。デズモンドは、その時代を生きた先住民族出身のアサシンであるコナーの記憶を追体験する。弱体化するアサシン教団を立て直し、テンプル騎士団の野望を打ち砕く戦いに身を投じていく。

ゲームプレイ

前作までは2の拡張版だったのだが、今作でシリーズを刷新している。新たなゲームエンジンや新たなゲームプレイなど、正にアサシンクリードが生まれ変わった。

特に一度体験すると忘れられない操作性や、美しく危険な自然環境などは非常に野心的な要素になっており、賛否両論の物語を差し引いてもプレイする価値はあると思う。

Assassin’s Creed IV Black Flag(アサシンクリード4 ブラック・フラッグ)

物語

1715年カリブ海。思わぬ形でアサシンとなった海賊エドワード・ケンウェイが、海賊としてカリブ海を荒らし回る一方で、テンプル騎士団との戦いに巻き込まれていく。その戦いの中で、ただの海賊であった男が伝説のアサシンへと成長していく。

一方、現代では「あなた」がアブスターゴ社に潜入し、一社員を装いながら工作活動に参加する。

ゲームプレイ

「アサシンクリード」ではあるが、海賊にフォーカスした異色の作品。パイレーツ・オブ・カリビアンで見るような大規模な海戦と、トレジャーハントが見所で、好き嫌いがはっきり別れると思うが、ドンピシャな人にはこれ以上ない海賊ゲームになっている。

Assassin’s Creed Rogue(アサシンクリード ローグ)

物語

アサシン教団の方針に反し、裏切り者として追われる身となった主人公シェイ。「秘宝は人類が手にするものではない」と考える彼は、テンプル騎士団側の人間としてかつての仲間を闇に葬っていく。

現代では、AC IV同様に「あなた」がアブスターゴ社に潜入して工作活動に参加する。

ゲームプレイ

今作の面白さは、過去作の延長線上にある一作だからこその面白さなので、一概に使い回しを批判するつもりはないが、もう少し新鮮味が欲しかったというのが本音だ。

引用 – アサシンクリード ローグ【感想 評価 批評 レビュー】

Assassin’s Creed Unity(アサシンクリード ユニティ)

物語

フランス革命が起きるフランスを舞台に、主人公アルノがテンプル騎士団との戦いに身を投じる。現代ではAC IV以降同様に「あなた」がアブスターゴ社に潜入する。

ゲームプレイ

今作は間違いなく野心的な一作で、マンネリ化を指摘される中で様々な箇所に手を加えてきた姿勢は評価したい。

だが、それらが上手く機能しておらず、その目指した理想図と実際のゲームプレイ面の乖離が今作をシリーズで最も中途半端な出来のAssassin’s Creedにしている。

引用 – アサシンクリード ユニティ【感想 評価 批評 レビュー】

Assassin’s Creed Syndicate(アサシンクリード シンジケート)

物語

産業革命のロンドンを舞台に二人の主人公は、ギャング集団の勢力を拡大させる一方でテンプル騎士団との戦いに挑む。

現代編はAC以降と同様。

ゲームプレイ

ゲーム的には二歩後退した感はあるがアクションゲームとしては手堅い作りなので、律儀に第一作目から追っているプレイヤーは見逃すべきではないし、新規プレイヤーも入りやすい作品になっている。

引用 – アサシンクリード シンジケート【感想 評価 批評 レビュー】

オマケ – 映画Assassin’s Creed

記憶を失った死刑囚カラム・リンチは、遺伝子操作により祖先の記憶を追体験させられることとなる。
 
カラムの祖先はルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団の伝説のアサシンで、禁じられた秘宝のありかを知る、歴史上最後の人物でもあった。
 
現在と過去を行き来する中で、カラムは自身の遺伝子に秘められた、人類の歴史を変えるある秘密を知る。
 
引用映画.com

映画版はゲーム版と同じ世界を舞台にしているが独立した物語。なので、一見さんでも楽しめることは間違いないが、ゲーム版の長く複雑な物語を把握していると更に楽しめるはず。